今日(10月18日・第14回秋華賞)の回顧
京都11R第14回秋華賞(3歳牝G1・芝2000m)は、中団の内々を追走したレッドディザイア(牝3・松永幹)が、3~4コーナーを上手く捌いて直線前が開くと、鋭い伸びを見せて抜け出し、オークスの再現の様に猛追してきたブエナビスタ(牝3・松田博)をハナ差抑え切って、最後の1冠を初重賞制覇で手に入れています。タイムは1.58.2(良)。
スタートで遅れ後方追走から、4コーナーで不利を受けながらも、直線良く追い上げ3位入線したブロードストリート(牝3・藤原英)が繰り上がりで2着。レッドディザイアをマークするようにレースを進め、直線レッドディザイアを良く追い詰め2位入線したブエナビスタが降着で3着に入っています。
1着のレッドディザイアは、-14キロと研ぎ澄まされた渾身の仕上げに加え、完璧と言える四位騎手の騎乗で念願のG1タイトルを奪取。松永幹夫調教師も初G1制覇で、言う事無しですね。
2着のブロードストリートは、スタートの遅れは内に潜り込めたので、まだ良かったのですが、最後の脚を見てしまうと、4コーナーでの不利がと言いたくなってしまいますね。秋に入っての2走が素晴らしい内容で、力を付けている事は確かですし、今後が楽しみではありますね。
3着のブエナビスタは、京都内回り2000mの適正の差が出た印象ですね。それでも、最後はもの凄い脚を見せていて、負けて強しを印象付けるレース内容だったと思います。次走がどこを使うか分かりませんが、おそらくこの馬に向くコースとなるはずなので、巻き返しが期待出来そうですね。
私の本命のミクロコスモス(牝3・角居)は5着。上位馬達が強かったという事ですね。あと、距離は短い方が良いのではないでしょうか(パワフルな馬体なので、ダートでの走りも見てみたいですね)。
続いて、東京11R第57回府中牝馬ステークス(3歳上牝G3・芝1800m)は、ほぼ最後方を追走したムードインディゴ(牝4・友道)が、直線上手く大外を回らずに外に持ち出し、鋭い伸びで一気に抜け出し、1年6ヶ月振りの勝利を重賞初制覇で飾っています。タイムは1.44.6(良)。2着には、最後方追走から、直線大外を良く追い込んだベッラレイア(牝5・平田)。3着にも、後方追走から、直線外に持ち出し良く追い込んだレジネッタ(牝4・浅見)が入っています。
1着のムードインディゴは、持ち味を活かせるコースで、前崩れの展開と、コースロス無く外に持ち出した田中勝騎手の手綱捌きと全てが、上手く行った印象ですね。状態自体は良かった印象ですが、大幅な馬体の増減を何とかしないと、安定した成績が難しいのではないでしょうか。
2着のベッラレイアは、末脚が武器のこの馬には、おあつらえ向きの展開でしたが、4コーナーで外を回った分の差が出てしまいましたね。力はある馬ですから、大きな舞台での活躍を期待したいですね。
3着のレジネッタは、こちらも後方待機で展開が嵌まりましたが、この好走をキッカケにしたいところですね。
私の本命のブラボーデイジー(牝4・音無)は17着。やや余裕残しの仕上がりに見えましたし、道中はやや掛かり気味。更に、各馬が早目に動く厳しい展開と悪い事が重なってしまいました。ただ、敗因がハッキリしているだけに、次走での巻き返しは十分可能なのではないでしょうか。
今日の注目馬
京都12R⑨シンゼンオウジ(牡3・飯田明)は13着。いかにも休み明けと言ったレース内容でしたね。叩かれた次走以降に期待ですね。
京都11R第14回秋華賞(3歳牝G1・芝2000m)で、2位入線したブエナビスタ(牝3・松田博)は、4コーナーで急に外側に斜行してブロードストリート(牝3・藤原英)の走行を妨害したため、3着に降着(その他11番の進路に影響あり)となり、騎乗した安藤勝巳騎手は開催日4日間の騎乗停止処分を受けています。
それでは、1週間頑張りましょう^^。
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