今日(12月28日・有馬記念)の回顧
中山10R第53回有馬記念(3歳上G1・芝2500m)は、好スタートから先手を取った1番人気のダイワスカーレット(牝4・松田国)が、決して楽とは言えないペースでの逃げながらも、道中でしっかり息を入れ、各馬が動いた3~4コーナーで再びペースを上げ、直線入り口でリードを広げると、ゴールまでしっかりとした伸びを見せ、現役最強を印象付ける勝ちっぷりで37年振りとなる牝馬による有馬記念制覇を達成しています。タイムは2.31.5(良)。2着には、最後方待機から、直線大外を追い込んだアドマイヤモナーク(牡7・松田博)。3着には、中団追走から、直線しぶとい伸びを見せたエアシェイディ(牡7・伊藤正)が入っています。
1着のダイワスカーレットは、強いとしか良い様が無い内容での勝利でしたね。来年は海外遠征も視野に入れている様で、これからの走りが楽しみですね。
2着のアドマイヤモナークは、直線勝負に賭け、展開が見事に嵌まった印象ですが、体調も上がっていた様ですし、大一番で思いっきりの良い騎乗を見せる川田騎手の手綱捌きも光りましたね。
3着のエアシェイディは、中団待機から、各馬が動いた時に無理をせず、脚を溜めたのが、最後の脚に繋がりましたね。7歳馬ながらも着実に力を付けていますし、この位の距離でも十分活躍出来る印象ですね。
私の本命のスクリーンヒーロー(牡4・鹿戸雄)は、後方待機から、3~4コーナーでマツリダゴッホ(牡5・国枝)が動いたのに併せて進出し、ダイワスカーレットに詰め寄りましたが、最後は一杯になってしまいましたね。ただ、内容的には強さを見せたと思いますし、来年が更に楽しみになりましたね。
続いて、阪神12R2008ファイナルステークス(3歳上OP・芝1600m・ハンデ)は、中団を追走したフィールドベアー(牡5・野村)が、直線馬場の真ん中を力強い伸びを見せ、内から抜け出したホッカイカンティ(牡3・柴田人)をゴール寸前で捉えて1着。タイムは1.34.7(良)。2着には、道中フィールドベアーと並んで追走し、直線内を付いて良く伸びたホッカイカンティ。3着には、後方追走から直線大外を良く伸びたホッコーパドゥシャ(牡6・浜田)が入っています。
1着のフィールドベアーは、最近は2000m前後で結果を出していただけに、マイルの距離がどうかと思いましたが、道中行きたがる面を見せるほどで、問題無い走りで、来年が楽しみになる内容でしたね。
2着のホッカイカンティは、最後は力尽きたものの、強いレース内容でしたし、復帰後のレース内容が素晴らしく、来年の走りが楽しみな1頭ですね。
3着のホッコーパドゥシャは、前に行って結果を出していましたが、後方から直線良い末脚を見せ、新しい一面を見せましたね。レースの幅が広がり、今後のレース振りが楽しみですね。
私の本命のノットアローン(牡3・橋口)は12着。マイルが向くかと思ったのですが、裏目に出たレース内容でしたね。体調も良い頃に比べて、いまひとつの印象で、立て直しが必要なのではないでしょうか。
今日の注目馬
中京8R⑤アグネストカチ(牡4・藤岡健)は1着。力通りの走りを見せての勝利。昇級しても十分通用する力ですね。
中京12R⑭コスモベル(牝4・西園)は12着。休み明けで-10キロは、良い材料ではありませんでしたね。レースでも夏場の頃の走りは見られず、叩いた次走以降の走りに期待ですね。
それでは、1週間頑張りましょう^^。
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