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2009年10月12日 (月)

今週はG1・第14回秋華賞

 今週の日曜日(10月18日)には、京都競馬場で第14回秋華賞(3歳牝G1・芝2000m)が行われます。今年はフルゲート18頭に23頭の登録があり、出走可能な馬は以下の通りです。

優先出走権

ブロードストリート(牝3・藤原英)藤田騎手・55キロ

体つきなどは春と変わった印象は無かったものの、充実した内容でローズSを快勝。器用さを持ったタイプで京都2000m内回りコースも対応可能と思われ、チャンスは十分でしょう。

レッドディザイア(牝3・松永幹)四位騎手・55キロ

休み明けのローズSは2着。若干余裕のある体つきでしたし、叩いた上積みは十分でしょう。京都2000m内回りコースへの対応はブエナビスタよりも上と見ていますので、逆転の可能性は十分でしょう。

クーデグレイス(牝3・栗田)川田騎手・55キロ

ハイペースの2番手を追走しながらも、最後までしぶとかったローズSを見ても、現在の充実振りが窺えます。京都2000m内回りはピッタリな印象ですし、上手く内枠を引いて、昨年のブラックエンブレムの様なレースが理想でしょうか。

ダイアナバローズ(牝3・小笠)角田騎手・55キロ

紫苑Sをしぶとい走りで制して権利を獲得。紫苑S自体のレベルには?ですが、混戦に強そうなタイプですし、前半の位置取り次第でしょう。

ラインドリーム(牝3・松永昌)幸騎手・55キロ

底を見せていない魅力がありますね。前走で狭い所を割って伸びる勝負根性を見せていますし、坂の無い京都コースも良さそうで、楽しみな1頭ですね。

賞金順

ブエナビスタ(牝3・松田博)安藤勝騎手・55キロ

休み明けの札幌記念は2着。小回りコースで厳しかった印象ですね。京都2000m内回りコースも向いているとは言い難く、能力の高さだけで牝馬3冠達成なるかですね。

ワンカラット(牝3・藤岡健)藤岡佑騎手・55キロ

2000mは明らかに長い印象。最近のレースは差す競馬が多いですが、まだ結果が出ていませんね。現状では厳しいとしか言えませんね。

ジェルミナル(牝3・藤原英)福永騎手・55キロ

ローズSは大敗も、桜花賞、オークス3着と力は十分なので、人気も若干落ちて気楽に乗れるでしょうから、思い切った競馬をすれば楽しみはありそうですね。

ヴィーヴァヴォドカ(牝3・勢司)村田騎手・55キロ

最近の成績からは厳しいとしか言えませんが、今回の舞台は逃げ馬には向いていますので、状態さえ良ければ、フラワーCの再現なるかですね。

アイアムカミノマゴ(牝3・長浜)小牧太騎手・55キロ

成績を見る限り、距離延長はマイナスでしょうね。特に推す材料も無く、厳しいとしか言い様がありませんね。

ハシッテホシーノ(牝3・手塚)松岡騎手・55キロ

休み明けを古馬相手に、先行して33秒台で纏める好内容での快勝。京都2000m内回りコースへも対応出来そうですし、馬場が渋るようなら更にチャンスは増しそうですね。

パールシャドウ(牝3・手塚)三浦皇騎手・55キロ

北海道シリーズでミクロコスモス、クーデグレイスらと接戦の内容からも、ここでも十分やれる力を持っていると思います。良い頃の状態に近づいている印象で、侮れない1頭となりそうですね。

ホクトグレイン(牝3・高橋祥)未定・55キロ

小回り向きの器用さを見せて古馬相手に2連勝。勢いも十分ですし、京都内回りコースも向きそうなだけに、楽しみな十分。

ミクロコスモス(牝3・角居)武豊騎手・55キロ

能力はG1と誰もが認める実力馬。最近のレースでは迫力が感じられなくなっているのが気がかり。その実力を最後の舞台で披露出来るかに注目です。

モルガナイト(牝3・音無)未定・55キロ

2連勝で勢いは十分ですし、血統的な裏付けも十分。新馬戦の内容が印象的で、勝負根性が魅力。一線級相手にどこまで通用するか楽しみですね。

ワイドサファイア(牝3・藤原英)岩田騎手・55キロ

素質の高さは誰もが認めるところ。一発の魅力は十分で、あとは結果を出すだけ。

デリキットピース(牝3・鹿戸雄)柴田善騎手・55キロ

春の時点からの成長が見受けられず、休み明けを叩いた上積みでどこまでやれるかですね。

抽選対象馬(5頭中1頭が出走可能)

イイデエース(牝3・北出)秋山騎手・55キロ、コロンバスサークル(牝3・小島太)田中勝騎手・55キロ、チャームポット(牝3・南井)和田騎手・55キロ、マイティースルー(牝3・大久保洋)55キロ、ロッシェノワール(牝3・古賀慎)55キロ

除外対象馬

ニホンピロキャット(牝3・田所)55キロ

となっています。

 牝馬3冠を狙うブエナビスタに対して、春の上位馬達、夏場力を付けて来た馬達がどの様なレースを見せるか注目ですね。

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ウィーッス!昨日はヘルズが競馬をはじめた16年前の話が出ましたが・・・あれから色々思い出しまして・・・もう少しあの頃の話をさせて下さい#63915;1993年はこれまでの「ノーザンテースト産駒」にかわり「トニービン産駒」がブレイクしました#63903;ダービーのウィニングチケット桜花賞・オークスのベガエリザベス女王杯2着のノースフライト(のちのマイル女王)兎に角スゴ勢いでしたよ〜しばらく続くのかと思ったら次々と凄い新種牡馬が出てきました#6391...... [続きを読む]

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