第45回関東オークスの回顧
今日(6月17日)は、川崎競馬場で交流重賞第45回関東オークス(3歳牝G2・ダート2100m)が行われています。JRAからは3枠③ダイアナバローズ(牝3・小笠)内田博騎手・54キロ、5枠⑦ラヴェリータ(牝3・松元)岩田騎手・54キロ、5枠⑧サクラミモザ(牝3・畠山吉)戸崎圭騎手・54キロ、7枠⑪マイティースルー(牝3・大久保洋)御神本騎手・54キロの4頭が出走しています。
レースは、アンペア(牝3・川崎・池田孝)がハナを主張し、2番手にサクラミモザ、3番手外目にラヴェリータが付け、その内にツクシヒメ(牝3・船橋・山浦武)、5番手にマイティースルー、直後にダイアナバローズが付ける展開。
馬順の決まった1周目スタンド前でスローな流れとなり、馬順が変わらずレースは進み、2周目向こう正面半ばでペースが上がり、逃げるアンペアにサクラミモザ、ラヴェリータが並びかけ、直後にツクシヒメ、マイティースルーが追い上げ直線へ。
直線に入り、サクラミモザが脱落すると、外からラヴェリータが逃げ粘るアンペアをあっさり交わして、そのまま力強い伸びを見せ後続に5馬身差を付ける圧勝で重賞初制覇を飾っています。タイムは2.15.5(重)。2着には、好位追走から、直線良く追い上げたツクシヒメ。3着には、マイペースの逃げから、最後までしぶとく粘ったアンペアが入っています。
1着のラヴェリータは、休み明けだった前走の牡馬相手の昇竜Sを逃げ切っている様に、ここでは力が一枚上でしたね。3番手からの競馬でしたが、折り合いもキッチリ付きましたし、距離も問題し。牡馬相手にも十分通用する力だけに、今後のレースが楽しみになりましたね。
2着のツクシヒメは、勝ち馬には離されたものの、見所のある走りを見せましたね。牝馬限定戦ならJRA馬にも十分通用しそうですし、更に成長して、今後の交流重賞での活躍に期待したいですね。
マイティースルーは4着。やはり距離が長かった印象ですね。ダートは上手そうですし、距離が短くなれば、持ち味が活かせるのではないでしょうか。
サクラミモザは5着。ハナを切れれば、また違った結果だったかも知れませんが、こちらも距離が長かった印象ですね。
ダイアナバローズは9着。2周目の向こう正面の勝負どころで、既に手応えが怪しくなり見せ場無く終わっています。ダートも距離の2100mも合いそうな印象だけに、デキが良くなかったのか、芝の方が良いのか判断が難しいですね。
各馬の動向
シンゲン(牡6・戸田):札幌記念(8月23日)→天皇賞・秋(11月1日)を予定。
カノヤザクラ(牝6・橋口)、コスモベル(牝5・西園):アイビスSD(7月19日)へ。
セラフィックロンプ(牝5・武藤):マーメイドSを回避し、福島テレビオープンへ。
マチカネニホンバレ(牡4・藤沢和):大沼S(7月4日)へ。
ブラックエンブレム(牝4・小島茂):クイーンS(8月16日)で岩田騎手騎乗で復帰予定。
3歳馬の動向
エイシンタイガー(牡3・西園):アイビスSD(7月19日)へ。
アドマイヤメジャー(牡3・友道):ラジオNIKKEI賞(7月5日)へ。
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