今週はG1・第69回桜花賞
今週の日曜日(4月12日)には、阪神競馬場で3歳牝馬によるクラシックレース、第69回桜花賞(3歳牝G1・芝1600m)が行われます。今年はフルゲート18頭に34頭の登録があり、出走可能な馬は以下の通りです。
優先出走権(騎手は予定です)
ブエナビスタ(牝3・松田博)安藤勝騎手・55キロ
チューリップ賞1着。阪神JFが圧巻のレース振りで、今年初戦のチューリップ賞が、サクラミモザが完全に逃げ切れる態勢を悠々と差し切る内容。まだまだ、能力をすべて出し切ったレースをしている印象が無く、本気で走ればどれほどの走りを見せるかと思わせます。無事に出走さえ出来ればと言った印象ですね。
サクラミモザ(牝3・畠山吉)北村宏騎手・55キロ
チューリップ賞2着。初芝のレースとなったチューリップ賞であわやの逃げをを見せて力をアピール。2度目の芝のレースで慣れが見込めますし、頭数が増えて、後続が捌くのに苦労する様なら、スイスイと逃げ切るチャンスは出てきそうですね。
ルージュバンブー(牝3・佐藤正)小牧太騎手・55キロ
チューリップ賞3着。チューリップ賞は完全に出走権を取りに行くレース振り。使われながら、馬体も絞れてきてブエナビスタ以外とは、そう差の無い印象ですし、ここでどの様なレースを見せるか楽しみですね。
ツーデイズノーチス(牝3・斎藤誠)松岡騎手・55キロ
アネモネS1着。休み明けのアネモネSを強いレース振りで快勝。上位馬との対戦が無い事も魅力ですね。不良馬場なら更にと言った印象です。
アンプレショニスト(牝3・畠山吉)横山典騎手・55キロ
アネモネS2着。ハナ差の2着争いを制しての出走権獲得。切れ味を活かすタイプだけに、前走の不良馬場でも走れた事は状態も良く、力も付けている事の証明。今回、良馬場なら、更に切れが増しそうな印象ですね。
ワンカラット(牝3・藤岡健)藤岡佑騎手・55キロ
フィリーズレビュー1着。好位から抜け出すレース運びで、レース運びの上手さが持ち味。1400m以上で結果が出ていないものの、精神的な成長を感じさせるいまなら、こなせても不思議はなさそう。
アイアムカミノマゴ(牝3・長浜)武豊騎手・55キロ
フィリーズレビュー2着。距離が1ハロン伸びるのは好材料とは言えませんが、苦しい所からでもしっかりと伸びて来ますし、コンスタントに力を出せるタイプだと思いますので、今回も自身の力は出してくるのではないでしょうか。
レディルージュ(牝3・安田隆)鮫島良騎手・55キロ
フィリーズレビュー3着。どちらかと言うと、直線に坂の無いコース向きの印象ですが、距離が伸びるのは平気です、1度使われた上積みも見込めますね。
収得賞金順
ダノンベルベール(牝3・国枝)後藤騎手・55キロ
毎回力を出し切って来ますし、レース運びは上手いので、多頭数でも自分のレースは出来そう。後は、他馬の動き次第でしょう。
コウエイハート(牝3・山内)川田騎手・55キロ
九州産馬ながらも、先行してしぶとい競馬を見せ、互角の戦いを見せて来ましたが、距離延長に、相手強化で厳しい戦いが予想されますね。
ジェルミナル(牝3・藤原英)福永騎手・55キロ
阪神JF、チューリップ賞とブエナビスタとは決定的な差を付けられた印象ですが、本番のここでどこまで仕上げ、上積みが見込めるかですね。
デグラーティア(牝3・宮本)浜中騎手・55キロ
夏の小倉で3連勝後は、アクシデントなどもあり、結果が出ていません。距離延長も好材料とは言い難く、ここは厳しいレースとなりそうですね。
ヴィーヴァヴォドカ(牝3・勢司)村田騎手・55キロ
フラワーCでまんまと逃げ切り、出走権に食い込んで来ました。ダンスインザダークの牝馬は阪神のマイル戦が合う馬が多いので、その辺りに期待でしょうか。
イナズマアマリリス(牝3・松元)池添騎手・55キロ
大きくは崩れないものの、やや上位の馬たちとは力の差を感じるレース振りが続いています。ここも厳しいと言えそうですね
カツヨトワイニング(牝3・高橋義)大庭騎手・55キロ
1200mで切れ味を発揮して賞金を上積み。1600mは好材料とは言えませんが、馬群に怯まず、馬群を抜けてくる勝負根性を持っており、思い切ったレースをすれば楽しみはありそうですね。
レッドディザイア(牝3・松永幹)四位騎手・55キロ
2戦2勝で、2月のエルフィンS以来で仕上がりに注目が集まりますが、前走のエルフィンSで見せたゴール前の切れ味には期待を持たせるには十分の物があったと思いますし、ブエナビスタとは未対戦でもあり、ここでのレース振りが注目されますね。
抽選対象馬(3頭中2頭が出走可能)
ショウナンカッサイ(牝3・北出)幸騎手・55キロ
休み明けのフィリーズレビューは位置取りの差が出た印象。使われた上積みが見込めますし、阪神JFのレース振りから見ても、ブエナビスタ以外とは差は無いと言えそうです。
パドブレ(牝3・相沢)未定・55キロ
近走の内容からは、推す材料が見当たらず、厳しいとしか言い様がありませんね。
ルシュクル(牝3・中竹)佐藤哲・55キロ
小回りコースの1200mがベストの印象。レース運びの上手さを活かして、どこまで食い下がれるかですね。
除外対象馬(回避があった場合、収得賞金900万の11頭から抽選で出走可能になります)
収得賞金900万(11頭)
アイレンベルグ(牝3・佐藤正)渡辺騎手・55キロ、アンジュアイル(牝3・武田)55キロ、シシャモチャン(牝3・松永昌)小林徹騎手・55キロ、スイリンカ(牝3・長浜)武幸四郎騎手・55キロ、スペシャルクイン(牝3・目野)55キロ、ヒカルアマランス(牝3・池江郎)藤岡康騎手・55キロ、ブロードストリート(牝3・藤原英)藤田騎手・55キロ、マイティースルー(牝3・大久保洋)吉田豊騎手・55キロ、ミクロコスモス(牝3・角居)55キロ、ラブチャーミー(牝3・須貝)55キロ、リュシオル(牝3・小島太)55キロ
収得賞金400万(3頭)
ヴェスティート(牝3・藤原英)55キロ、ダンシングクイーン(牝3・久保田)55キロ、ワイドサファイヤ(牝3・藤原英)55キロ
となっています。
2歳女王ブエナビスタの優位は揺るがない印象ですが、各陣営も黙って見ている訳が無いでしょうから、各馬それぞれの持ち味を最大限に活かして逆転を狙うレースを期待したいですね。
4月8日(水)に、大井競馬場で行われる交流重賞の第20回東京スプリント(4歳上G3・ダート1200m)の枠順が発表されています。
1枠①フジノウェーブ(牡7・大井・高橋三)
御神本騎手・58キロ
1枠②ゼンノパルテノン(牡7・JRA・松永昌)
内田博騎手・56キロ
2枠③アグネスジェダイ(牡7・JRA・森秀行)
武豊騎手・57キロ
2枠④ガブリン(牡7・JRA・森秀行)
藤田伸騎手・56キロ
3枠⑤トップザバトン(牡5・船橋・川島正)
戸崎圭騎手・56キロ
3枠⑥マルヨスポット(牡6・笠松・柴田高)
丸野勝騎手・56キロ
4枠⑦ディープサマー(牡7・船橋・川島正)
佐藤博騎手・56キロ
4枠⑧ブローザウインド(牡8・大井・高柳恒)
繁田健騎手・56キロ
5枠⑨マルカジーク(牡7・大井・田中康)
和田譲・56キロ
5枠⑩ディアヤマト(牡4・大井・月岡健)
坂井英騎手・56キロ
6枠⑪ステキシンスケクン(牡6・JRA・森秀行)
岩田康騎手・56キロ
6枠⑫ポートジェネラル(牡6・高知・雑賀正)
赤岡修騎手・56キロ
7枠⑬リンカーンスター(牡9・大井・久保田信)
矢野貴騎手・56キロ
7枠⑭ベルモントサンダー(牡8・船橋・出川克)
石崎隆騎手・56キロ
8枠⑮サンキューウィン(せん6・大井・高柳恒)
柏木健騎手・56キロ
8枠⑯ビクトリーテツニー(牡5・JRA・森秀行)
横山典騎手・56キロ
以上の16頭となっています。発走は4月8日(水)の20時10分となっています。
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