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2009年4月13日 (月)

今週はG1・第69回皐月賞

 今週の日曜日(4月19日)には、牡馬クラシック1冠目となる第69回皐月賞(3歳G1・芝2000m)が中山競馬場で行われます。フルゲート18頭に24頭の登録があり、月曜日(4月13日)の時点で、優先出走権を持つレッドスパーダ(牡3・藤沢和)が回避を表明している為、収得賞金900万の6頭から、抽選で1頭が出走可能となっています。

優先出走権(騎手は予定です)

ロジユニヴァース(牡3・萩原)横山典騎手・57キロ

4戦4勝で、いずれも強い勝ちっぷり。先行するイメージが強いものの、差しに回っても十分戦え、自在性がある事は大舞台では有利。ここ2戦の様なレース振りなら、中山2000mはピッタリの条件と言えそうです。あとは、前走時にイラつきが見られたので、不安と言えばその辺りでしょうか。

ミッキーペトラ(牡3・森)田中勝騎手・57キロ

夏の小倉で勝って以来の競馬となった弥生賞では、先行して、4コーナーで少しロスがありながらもしぶとい走りを見せて出走権を獲得。叩いた上積みが見込めますし、弥生賞の様に前々でレースを運べれば上位争いは可能なのではないでしょうか。

モエレエキスパート(牡3・奥平)三浦皇騎手・57キロ

弥生賞では、内々を上手く立ち回り出走権を獲得。持ち味のしぶとさを活かしてどこまで食い下がれるかでしょう。

ベストメンバー(牡3・宮本)四位騎手・57キロ

ロジユニヴァース、アンライバルド、リーチザクラウンとは若干力差を感じるものの、完成度の高さと、レースセンスの良さを上手く活かしてどこまで食い込めるかですね。

トライアンフマーチ(牡3・角居)武幸四郎騎手・57キロ

現時点でG1で通用するかどうかは微妙ですが、前が止まらない馬場で差し切った未勝利戦や、若葉Sでのレース運びの上手さなど、まだまだ上積みが見込めそうですし、素質的には上位馬と遜色無さそうな印象です。

アンライバルド(牡3・友道)岩田騎手・57キロ

脚質的に、中山2000mの18頭立てが向くとは言い難いですが、前走で輸送競馬もクリアしていますし、能力の高さは折り紙つき。鞍上に主戦の岩田騎手を確保し、纏めて差し切る力は十分。

レッドスパーダ(牡3・藤沢和)57キロ

回避予定です。(NHKマイルカップに向かう予定)

フィフスペトル(牡3・加藤征)安藤勝騎手・57キロ

前走のスプリングSを見る限り、2000mでも力は出せそうな印象です。一瞬の切れと言うよりも、長く良い脚を使う印象で、道中の位置取りと、仕掛けどころがカギとなりそうですね。

賞金順

セイウンワンダー(牡3・領家)内田博騎手・57キロ

2歳チャンプとして迎えた、今年初戦の弥生賞では、本来のデキではなかった印象もあり8着に敗れました。2000mの距離には不安は残りますが、どこまで状態を上げて来られるかに掛かっていますね。

リーチザクラウン(牡3・橋口)武豊騎手・57キロ

ラジオNIKKEI杯2歳Sでは、ロジユニヴァースに完敗したものの、類稀なスピードを持ち、折り合った時の爆発力はG1級でしょう。どんなパフォーマンスを見せるか楽しみな1頭ですね。

アーリーロブスト(牡3・本田)福永騎手・57キロ

控えた前走は馬場の影響があったのかも知れませんが持ち味が出ず6着。やはり、前々でしぶとさを活かすレースが良さそう。中山2000mは合っている印象ですし、巻き返す余地は十分。

ナカヤマフェスタ(牡3・二ノ宮)蛯名騎手・57キロ

ステップレースを見送り、ぶっつけ本番の出走となった為、どこまで本調子に近づけるかがカギとなりそうですね。状態さえ良ければ、互角の力を持っていると思います。

アントニオバローズ(牡3・武田)角田騎手・57キロ

弥生賞を右肩跛行の為に見送り、本番に直行。仕上がり具合が注目されます。2000mの距離にも若干不安は残りますが、シンザン記念のレース内容が素晴らしく、このメンバーでも通用しておかしく無い能力の持ち主である事は確かでしょう。

シェーンヴァルト(牡3・岡田)北村友騎手・57キロ

気性を考えると、マイル前後が合う印象ですが、2000mも十分こなせそうではあります。レースでは器用さを見せているだけに、一瞬の切れ味を活かすレースが出来れば侮れない存在と言えそうですね。

イグゼキュティヴ(牡3・斎藤誠)松岡騎手・57キロ

スプリングSは+20キロの影響もあり、本来の走りが見られませんでした。完成されているだけに能力的な上積みは難しいでしょうが、キッチリ絞れて、しぶとさを活かすレースが出来れば、前走の様な事は無さそうですね。

リクエストソング(牡3・石坂)後藤騎手・57キロ

上位の馬とは若干力の差を感じますが、完成度は高く、レースセンスの良さがあり、持ち味を活かす競馬でどこまで食い込めるかでしょう。

ゴールデンチケット(牡3・森)川田騎手・57キロ

前走の毎日杯では、人気は無かったものの、能力の高さを感じさせるレース振り。前々でしぶとさを活かすタイプで中山2000mは合いそうですし、このメンバーで、どれだけの走りを見せるか楽しみですね。

メイショウドンタク(牡3・武田)未定・57キロ

どちらかと言うと平坦向きの印象ですし、前走のレース振りからも、少し力差を感じますね。

収得賞金900万(上位馬に回避予定がある為、抽選で1頭出走可能)

イコピコ(牡3・西園)57キロ

中山コース向きでは無いものの、素晴らしい末脚の持ち主。

サイオン(牡3・堀)57キロ

前走だけで、芝に適正が無いとは言えないと思いますが、慣れが見込めるとしてもこのメンバーでは厳しいと言えそうですね。

サトノロマネ(牡3・国枝)57キロ

コンスタントに力を発揮するタイプで、2000mもこなせそう。後は力関係だけですね。

サニーサンデー(牡3・谷原)吉田隼騎手・57キロ

距離の2000mは微妙ですが、前走が着差以上に強い内容。いずれにせよ折り合いがカギでしょう。

ベルベットロード(牡3・堀)57キロ

能力は劣るとは思いませんが、東京向きは明らかで、唯一の大敗が中山コース。気性的にゴチャつく中山は厳しい印象です。

メジロチャンプ(牡3・伊藤圭)57キロ

スンナリ先行が好走の条件となりそう。距離も若干長い印象。

となっています。

3強ムードが漂うものの、舞台が中山2000m、18頭立てだけに、何が起きても不思議では無いですし、力を秘めた伏兵馬も多く、激しいレースが期待出来そうですし、馬券的にも楽しめそうなレースとなりそうですね。

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