第54回東京大賞典の回顧
今日(12月29日)は、大井競馬場で第54回東京大賞典(3歳上G1・ダート2000m)が行われています。JRAからは1枠①ヴァーミリアン(牡6・石坂)武豊騎手・57キロ、ボンネビルレコード(牡6・堀井)的場文騎手・57キロ、7枠⑧サクセスブロッケン(牡3・藤原英)内田博騎手・55キロ、8枠⑨カネヒキリ(牡6・角居)ルメール騎手・57キロ、8枠⑩ブルーコンコルド(牡8・服部)幸騎手・57キロの5頭が参戦しています。
ほぼ揃ったスタートから、ブルーホーク(牡4・大井・月岡健)がハナに立ち、サクセスブロッケンは控えて2番手を追走、3番手には外からカネヒキリ、その直後に内からボンネビルレコード、ヴァーミリアンが並び、ブルーコンコルドは後方を追走する展開。
そのまま、各馬動きは無く、3コーナーに差し掛かるとヴァーミリアンが徐々に前に取り付き、内からブルーホーク、サクセスブロッケン、カネヒキリ、ヴァーミリアンと4頭雁行で直線に向くと、サクセスブロッケン、カネヒキリ、ヴァーミリアンの3頭が抜け出し、激しい叩き合いとなり、サクセスブロッケンが残り100mで脱落し、カネヒキリとヴァーミリアンの2頭の叩き合いはゴールまで続き、最後まで一度も抜かせなかったカネヒキリがクビ差凌ぎ切って1着。タイムは2.04.5(良)。2着には、最後までしぶとく食い下がったヴァーミリアン。3着には、2番手から抜け出し、最後までしぶとく粘ったサクセスブロッケンが入っています。
1着のカネヒキリは、正攻法で勝ち取った強い内容での勝利でしたね。後は、屈腱炎が再発しない事を祈るだけですね。
2着のヴァーミリアンは、位置取りの差が最後まで詰まりませんでしたね。カネヒキリとは決定的な差があるわけではないので、レース運び次第では、逆転のチャンスは十分あるのではないでしょうか。
3着のサクセスブロッケンは、現状では、上位2頭とは少し力差がある印象ですが、ドンドン経験を積み、いろんな競馬を試して成長していってもらいたいですね。
ブルーコンコルドは4着。本当に毎回コンスタントに力を出し切って来ますね。この馬にピッタリの条件となるフェブラリーSに良い状態で出走出来るといいですね。
ボンネビルレコードは6着。いつもよりも前での競馬でしたが、今回はメンバーが強すぎた印象ですね。この馬の力は出せていると思います。今後も条件次第でチャンスは十分ある馬だと思います。
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