第54回クイーン賞の回顧
今日(12月10日)は、船橋競馬場で交流重賞の第54回クイーン賞(3歳上牝G3・ダート1800m・ハンデ)が行われています。JRAからは4枠⑤ラピッドオレンジ(牝5・小笠)内田博騎手・54キロ、5枠⑦ユキチャン(牝3・後藤)安藤勝騎手・54キロ、5枠⑧アイスドール(牝5・池江寿)川田騎手・54キロ、8枠⑬ヤマトマリオン(牝5・安達)幸騎手・56.5キロの4頭が出走しています。
レースは、好スタートを切った1枠①ザッハーマイン(牝3・兵庫・田中道)が先手を取り、2番手をユキチャンがガッチリキープし、それをマークするようにヤマトマリオンが3番手、4番手の外目にアイスドールが付け、中団馬群の中にラピッドオレンジが付ける展開。
3コーナー入り口でペースが上がり、ユキチャンがザッハーマインの外から交わしに掛かり、連れてヤマトマリオン、アイスドール、ラピッドオレンジと中央勢が進出し、楽な手応えでユキチャンが先頭で直線に向くと、外から狙い済ましたようにヤマトマリオンが並びかけ、完全に2頭のマッチレースとなり、内で懸命に食い下がるユキチャンを、ゴール前でアタマ差捻じ伏せたヤマトマリオンが1着でゴール。タイムは1.49.5(不良)。2着には、番手追走から、懸命に粘ったユキチャン。3着には、4、5番手追走から、直線脚を伸ばしたアイスドールが入っています。
1着のヤマトマリオンは、ユキチャンをマークして、レースはしやすかった印象ですが、ここ数戦、牡馬混合の重賞でも内容が良くなっていますし、どちらかと言うと得意の左回りで、力通りの走りを見せたと言えそうですね。
2着のユキチャンは、牝馬限定の交流重賞ならば、さすがに力は上ですね。切れると言うよりも、いい脚を長く使う印象だけに、引き付けるよりも早目にスパートして突き放した方が良かったかも知れませんね。これから、更に経験を積んで、強いレースを見せてもらいたいですね。
3着のアイスドールは、この馬のレースは出来ていると思いますが、小回りとは言え、1800mは若干長い印象ですね。距離短縮されれば、この馬の切れが活きて来そうですね。
ラピッドオレンジは4着。牝馬限定戦ならば、確実に上位を賑わせる力ですが、今回は上位の馬の力が上だった印象ですね。この馬自身の力は出し切っているのではないでしょうか。
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