第8回名古屋グランプリの回顧
今日(12月23日)は、名古屋競馬場で交流重賞の第8回名古屋グランプリ(3歳上G2・ダート2500m)が行われています。JRAからは2枠②ワンダースピード(牡6・羽月)小牧太騎手・56キロ、3枠③ボランタス(牡4・角居)東川公騎手・56キロ、6枠⑦ヤマトマリオン(牝5・安達)幸騎手・54キロ、7枠⑨メイショウトウコン(牡6・安田伊)藤田騎手・57キロの4頭が出走しています。
愛知のセンゲンゴロー(牡5・山内和)が取り消して、11頭立てでレースは行われています。レースは、ヤマトマリオンが先手を取り、2番手にムーンバレイ(牡7・愛知・角田輝)、3番手内にワンダースピード、外にチャンストウライ(牡5・寺嶋正)、その直後、中団の内にボランタス、スタートの良く無かったメイショウトウコンは後方から3番手を追走する展開。
2週目の1~2コーナー中間辺りで、メイショウトウコンが進出を開始し、向こう正面で5番手まで押し上げ、前の各馬も合わせるようにペースアップ。3コーナー~4コーナーに掛けて、ヤマトマリオンにワンダースピードが楽な手応えで並びかけ、メイショウトウコンも外から一気に2頭に並びかけて、3頭雁行で直線に向くと、余力をタップリと残していたワンダースピードが一気に2頭を突き放しての完勝。タイムは2.45.8(良)。2着には、終始外々を回って追い上げたメイショウトウコン。3着には、中団追走から、直線良く伸びたボランタスが入っています。
1着のワンダースピードは、スローペースの好位の内々でジックリ脚を溜め、メイショウトウコンが来るのを待ってから追い出される余裕のレース展開でしたね。1800mでも十分走れる馬ですが、長ければ長いほど良いタイプで、今後のレース振りが楽しみですね。
2着のメイショウトウコンは、相変わらず、スタートが遅く、その上スローペースで前が楽をする中、外々を回って勝ち切れる程、甘くは無かったですね。JBCクラシックとJCダートと目一杯のレースをした後でもあり、若干の疲れもあったのかもしれませんね。次走以降の走りに期待ですね。
3着のボランタスは、ダートの長距離は得意なのでしょうね。中央でもこの条件がほしいところです。
4着のヤマトマリオンは、思い切って先手を取って、良いペースでの逃げでしたが、牡馬一線級に早目に来られは、さすがに厳しかったですね。ただ、着実に力を付けていますし、右回りでも力を出せるようになっていますので、今後の巻き返しに期待ですね。
12月25日(木)に、園田競馬場で行われる交流重賞の第8回兵庫ゴールドトロフィー(3歳上G3・ダート1400m・ハンデ)の枠順が発表されています。
1枠①ダイワバンディット(牡7・兵庫・曾和直)
大山真騎手・52キロ
2枠②ベストタイザン(牡6・兵庫・斉藤裕)
下原理騎手・54キロ
3枠③リワードパットン(牡7・兵庫・渡邉幸)
北野真騎手・51キロ
4枠④ケイエスゴーウェイ(牡5・高知・雑賀正)
西川敏騎手・51キロ
5枠⑤キングスゾーン(牡6・愛知・今津博)
安部幸騎手・56キロ
5枠⑥スマートファルコン(牡3・小崎憲)
岩田康騎手・57.5キロ
6枠⑦モエレソーブラッズ(牡5・北海道・堂山芳)
五十嵐冬騎手・52キロ
6枠⑧アルドラゴン(牡7・兵庫・田中範)
木村健騎手・56キロ
7枠⑨マサアンビション(牡9・愛知・瀬戸悟)
戸部尚騎手・53キロ
7枠⑩メイショウバトラー(牝8・高橋成)
福永祐騎手・56キロ
8枠⑪コンゴウリキシオー(牡6・山内)
藤田伸騎手・58キロ
8枠⑫リミットレスビット(牡9・加用正)
蛯名正騎手・59キロ
以上の12頭となっています。発走は12月25日(木)の15時55分となっています。
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