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2008年11月24日 (月)

今週はG1・第28回ジャパンカップ

 今週の日曜日(11月30日)には、東京競馬場で第28回ジャパンカップ(3歳上G1・芝2400m)が行われます。今年は外国馬4頭を含んで21頭の登録があり、出走可能な馬は以下の通りとなっています。

外国馬

シックスティーズアイコン(牡5・イギリス・J.ノスィーダ)

J.ムルタ騎手・57キロ

シックスティーズアイコンのプロフィール(JRAのHP)

06年にセントレジャー(G1・芝2800m)を勝つなど、スタミナが豊富なステイヤー。芝2400mの持ち時計が2.27.7(良)で、速い時計での決着には不安が残りますね。

パープルムーン(せん5・イギリス・L.クマーニ)

J.スペンサー騎手・57キロ

パープルムーンのプロフィール(JRAのHP)

重賞勝ちこそないものの、06年のメルボルンカップ(G1・芝3200m)で2着と力は十分。2400mの持ち時計が2.27.1(良)、スタミナタイプと言えそうで日本の馬場に合うとは言い難いですね。

ペイパルブル(牡5・イギリス・M.スタウト)

R.ムーア騎手・57キロ

ペイパルブルのプロフィール(JRAのHP)

昨年のJCでアドマイヤムーンから0.8秒差の7着。持ち時計は、その時にマークした2.25.5(良)。今年はキングジョージで2着に入るなど、力を付けている印象ですし、凱旋門賞を使った上積みも見込めますし、日本でのレースの慣れも見込め、昨年以上の結果も十分望めるのではないでしょうか。

マーシュサイド(牡5・アメリカ・N.ドライスデール)

J.カステリャーノ騎手・57キロ

マーシュサイドのプロフィール(JRAのHP)

前走のカナディアン国際S(G1・芝2400m)を制し勢いは十分。2400mの持ち時計は2.27.6(良)で、大幅な時計短縮が求められますが、父ゴーンウェストは日本でも実績ある種牡馬だけに、対応する可能性はありそうですね。

出走可能な順

マツリダゴッホ(牡5・国枝)蛯名騎手・57キロ

香港でのレースを除いた今年の出走したレースでのパフォーマンスは抜けた力を感じせるものでしたね。問題は左回りの東京で同じ走りが出来るかどうかだけですね。

ディープスカイ(牡3・昆)四位騎手・55キロ

早くからココを最大目標にしていただけに、仕上がりは最高潮に持ってくるでしょう。距離が400m伸びて、レース運びは楽になるでしょうし、古馬との対戦の慣れも見込め、前進は十分可能でしょう。

ウオッカ(牝4・角居)岩田騎手・55キロ

天皇賞・秋が最高のパフォーマンスでの勝利でしたね。それだけに、距離が伸びる事は好材料とは言い難いですが、ダービーを勝った条件でもありますし、力は上のものがありますので、十分勝負にはなると思います。

オウケンブルースリ(牡3・音無)内田博騎手・55キロ

菊花賞が予想以上の完勝と言える内容での勝利。東京2400mも合いそうなタイプで、初の古馬との対戦ですが、十分クリア出来る能力だと思います。

メイショウサムソン(牡5・高橋成)石橋守騎手・57キロ

予定されていた武豊騎手が骨折の為、乗れなくなったのは痛いですが、乗り慣れた石橋守騎手とのコンビ復活で問題無さそうですね。凱旋門賞から、間隔を空けて、どれだけ本調子で出走出来るかに掛かっていますね。

ポップロック(牡7・角居)O.ペリエ騎手・57キロ

さすがに衰えを感じさせる走りが続いていますが、今回の東京2400mは得意な条件で、相性の良いペリエ騎手騎乗で、本来の走りが見られる可能性は十分。

アドマイヤモナーク(牡7・松田博)安藤勝騎手・57キロ

天皇賞・秋は距離が足りませんでしたね。使われながら調子を上げるタイプなので、叩き3走目で、力を発揮出来る東京2400mならば、十分勝負になりそうですね。

コスモバルク(牡7・北海道・田部)松岡騎手・57キロ

今年5月のシンガポール以来の競馬で、特に推す材料もなく、ここは厳しいとしか言えないですね。

トーホウアラン(牡5・藤原英)藤田騎手・57キロ

前走、京都大賞典で上手く内をスクって見事な勝利。相手なりに走るタイプでもあり、立ち回り次第でチャンスは十分。

オースミグラスワン(牡6・荒川)川田騎手・57キロ

天皇賞・秋は、この馬の力を出しての0.3秒差の7着。距離が伸びる事は気になりませんし、今回も自身の競馬に徹してどこまで上位に迫れるかですね。

スクリーンヒーロー(牡4・鹿戸雄)M.デムーロ騎手・57キロ

アルゼンチン共和国杯で重賞初制覇の勢いに乗ってのG1挑戦。斤量は4キロ増えますが、この馬に自身にこたえるものではありませんね。一線級との対戦が無い事が、不安点でもあり、最大の魅力でもありますね。

ダイワワイルドボア(牡3・上原)北村宏騎手・57キロ

夏場以降毎月1走が続いての5走目で上がり目が望み辛く、菊花賞の内容からも、厳しいとしか言い様がありませんね。

アサクサキングス(牡4・大久保龍)C.ルメール騎手・57キロ

休み明けを使われた上積みは見込めるでしょうし、距離延長もプラス。天皇賞・秋も休み明けを考えると上々の内容で、怖い存在と言えそうですね。

ネヴァブション(牡5・伊藤正)横山典騎手・57キロ

骨折明けを叩いた上積みは見込めますが、これまでのG1での内容を考えると、流石に厳しいでしょうか。

除外対象馬(回避が出た場合の繰り上がり順)

トーセンキャプテン(牡4・角居)57キロ、ドリームシグナル(牡3・西園)55キロ、サクラメガワンダー(牡5・友道)57キロ

となっています。

 現在考えられる上位の馬達がほとんど名を連ね、豪華なラインナップとなりそうで、紛れの少ない東京2400mで、全馬力を出し切る激しいレースを期待したいですね。

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