今日(10月4日)の回顧
札幌11R第43回札幌2歳ステークス(2歳G3・芝1800m)は、1番人気に推されたロジユニヴァース(牡2・萩原)が、中団外目で折り合いを付け、勝負処で各馬の手が動く中、楽な手応えで進出し、直線外からキッチリと差し切る快勝で重賞初制覇を飾っています。タイムは1.49.1(良)。2着には、2番手追走から早目に先頭に立ち、最後までしぶとく食い下がったイグゼキュティヴ(牡2・北海道・田部)。3着には、中団前目追走から、早目に動いたモエレエキスパート(牡2・北海道・堂山)が入っています。
1着のロジユニヴァースは、約3ヶ月振りのレースでプラス26キロでしたが、まったく太めも無く、しっかり走れる状態でしたね。折り合いもスムーズで、動きたい時にスッと動けるレースセンスと鞍上の指示通りに動ける素直さは大きな舞台では大きな武器となりそうですね。
2着のイグゼキュティヴは、前々の競馬で、早めに動きながらも、最後までしっかり伸びていましたので、強いレース振りだったと思います。現時点での完成度が高い印象なので、これからの伸びしろがあるか微妙ですが、レースを上手く選んであげれば十分活躍は期待出来そうですね。
3着のモエレエキスパートは、3~4コーナーで上がって来る手応えと比べ、直線での伸びがイマイチだった事を考えると、距離が微妙に長かったのかも知れませんね。こちらも中央馬相手に互角に戦える力は十分なので、上手くレースを選んで使ってもらいたいですね。
私の本命のテーオーストーム(牡2・藤岡健)は4着。中団辺りのポジションを取りに行った様に見えましたが、外枠が災いし、後方の位置取りになった事が敗因と言えそうですね。早めに押して上がって行きましたが、3~4コーナーでのロジユニヴァースとの手応えの差は歴然で、しぶとく伸びたものの4着が精一杯でした。ただ2戦目と言う事を考えると悲観する内容では無かったと思いますので、今後の成長に期待ですね。
続いて、阪神10R第12回シリウスステークス(3歳上G3・ダート2000m・ハンデ)は、道中ほぼ最後方を追走のマイネルアワグラス(牡4・稲葉)が、3コーナー手前から徐々に進出し、大外を勢いを付けて直線に向き、同じ様な位置から先に抜け出したワンダースピード(牡6・羽月)をゴール寸前で交わして重賞初勝利を飾っています。タイムは2.03.8(良)。2着には、後方から直線先に抜け出し良く粘ったワンダースピード。3着には、後方追走から直線良く伸びたダークメッセージ(牡5・佐々木晶)が入っています。
私の本命のマイネルアワグラスは1着。夏場に復帰してから思うような成績が挙げれられませんでしたが、使われながら体調が上がって、距離延長、ハンデ戦と条件が好転し本来の走りを見せてくれましたね。もう少し前でも競馬が出来るはずなので、そうなれば、更に安定した走りが期待出来ると思いますね。
2着のワンダースピードは、体が回復し、この馬らしい走りでしたね。ダート2000m前後ならば安定してこの位は走れそうですね。
3着のダークメッセージは、ダートでも十分やれるところは見せましたね。ただ、芝でのレースと同じく道中の位置取りが後すぎる為、勝ち切るのが難しくなってしまいますね。ただ、今後の選択肢が広がる良い内容だったと思います。
今日の注目馬
札幌9R⑩オースノムスメ(牝4・鶴留)は15着。連闘でしたが絞れずに惨敗。芝適正の問題では無いと思います。
中山11R①スリーセブンスピン(牡5・堀井)は6着。この馬のレースは出来ましたね。最後までしぶといレースでした。このクラスでも先手さえ取れれば十分やれそうですね。
札幌3R3歳未勝利(ダート1700m)をツーピース(牡3・北出)で制した北村友一騎手が現役88人目となるJRA通算100勝を達成しています。おめでとうございました。
中山7R3歳500万下(芝2200m)で田中勝春が騎乗したイケトップガン(牡4・石毛)が、第4コーナーで急に外側に斜行し、ハイアベレージ(後藤 浩輝騎手)の走行を妨害した為、8着に降着となり、田中勝春騎手は開催日4日間の騎乗停止の処分を受けています。
それでは、また後ほど^^。
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