今週はG1・第138回天皇賞・秋
今週の日曜日(11月2日)には、東京競馬場で第138回天皇賞・秋(3歳上G1・芝2000m)が行われます。今年はフルゲート18頭に20頭の登録があり、出走可能な馬は以下の通りです。
出走可能な順(騎手は予定です)
メイショウサムソン(牡5・高橋成)未定・58キロ
現状では出否は未定ですが、東京2000mは、この馬にとっては最適な舞台だけに、体調さえ整えば、上位争いが期待できます。無理はして欲しくはないですが、出走してくれば、尚一層盛り上がる天皇賞となりそうですね。
ディープスカイ(牡3・昆)四位騎手・56キロ
JCが目標と言う事と東京2000mを考慮して、菊花賞では無く天皇賞を選択してきました。NHKマイルCとダービーのレース振りを見ても分かるとおり、東京コースはピッタリですし、斤量の56キロも有利。ひと叩きされた上積みも見込め、一気に王者に君臨する可能性は十分でしょう。
ポップロック(牡7・角居)内田博騎手・58キロ
天皇賞春、京都大賞典は、堅実さが売りのこの馬らしく無いレースでしたね。ひと叩きされて上積みは見込めるものの、距離短縮は喜べず、最高の状態に持って来れればですね。
ダイワスカーレット(牝4・松田国)安藤勝騎手・56キロ
大阪杯以来の競馬となりますが、しっかり乗り込まれていますので、力は出せる状態でしょう。力自体には疑う余地は無く、上位争いは必至でしょうが、もし崩れるしたら、今回しか無いでしょうね。
ウオッカ(牝4・角居)武豊騎手・56キロ
休み明けの毎日王冠は、逃げて目標になった分差されましたが、十分納得のいくレース内容でしたね。距離は微妙に長い印象ですが、ひと叩きされた上積みも見込め、この馬自身の走りが出来ればチャンスは十分でしょう。
カンパニー(牡7・音無)横山典騎手・58キロ
この馬自身、着実に力は付けているのですが、G1には後一歩届きませんね。1800mがベストで、G1だとマイルに行っても2000mでも、少し足りない印象です。休み明けを叩いた上積みと、横山典騎手の思い切った作戦に期待ですね。
デルタブルース(牡7・角居)未定・58キロ
来週のアルゼンチン共和国杯に向かう可能性が高いようです。京都大賞典を回避し状態面でも不安が残りますし、距離の2000mも歓迎材料とは言えません。さすがにココは厳しいでしょうか。
エアシェイディ(牡7・伊藤正)後藤騎手・58キロ
東京2000mは良さそうですし、使い込むよりは、間隔を開けた方が良いようですし、しっかりと仕上がれば十分チャンスはありそうですね。
アドマイヤモナーク(牡7・松田博)岩田騎手・58キロ
休み明けで不安視された京都大賞典で、力のある所を見せつけての2着。距離得意とは言えない2000mですが、東京コースならこなせる可能性は十分。直線を向いた時の位置取り次第ではチャンスはあるのではないでしょうか。
タスカータソルテ(牡4・藤原英)C.ルメール騎手・58キロ
左回り、2000mと条件は整っていますね。東京の長い直線は、脚の使いどころ次第で十分こなせるでしょう。札幌記念でマツリダゴッホをあっさり捉えた末脚は、ここでも十分通用でしょう。
ドリームジャーニー(牡4・池江寿)池添騎手・58キロ
小倉記念と朝日CCはG1馬らしい、唸る様な競馬でしたね。今回は強力メンバーとなりますが、前走の状態をキープ出来て、自分の走りをすれば、チャンスは十分でしょう。
アドマイヤフジ(牡6・橋田)川田騎手・58キロ
今年はずっと好調をキープ。前走から1ハロン伸びるのも良さそうで、この馬らしい走りは期待出来そうですね。
オースミグラスワン(牡6・荒川)蛯名騎手・58キロ
前走は、休み明けと大幅な馬体減が響いた印象ですね。東京2000mはピッタリですし、馬体が回復していれば、強烈な末脚で上位馬を脅かす可能性は十分。
キングストレイル(牡6・藤沢和)北村宏騎手・58キロ
久々の中距離戦となったオールカマーでも力を見せて2着。毎回コンスタントに力を出すタイプですから、ここも上手く立ち回れれば、上位を窺えるのではないでしょうか。
エリモハリアー(せん8・田所)吉田豊騎手・58キロ
末脚が武器だけに、東京コースは向きそうな印象なのですが、実際は好成績を残せていませんね。8歳になり、流石に衰えも見え始め、ここは厳しいとしか良い様がありませんね。
サンライズマックス(牡4・増本)藤田騎手・58キロ
東京2000mなら持ち前の末脚を十分に発揮出来る舞台ですね。叩かれた上積みで、どれだけ良い状態に持って来れるかがカギですね。1発の可能性は十分秘めた馬だと思います。
ハイヤーゲーム(牡7・大久保洋)藤岡佑騎手・58キロ
昨年の鳴尾記念以降、善戦はするものの勝ち星には恵まれない状態です。得意な東京コースでどこまで食い下がれるかですね。
アサクサキングス(牡4・大久保龍)未定・58キロ
大阪杯でもダイワスカーレットに食い下がった様に2000mでも十分力は発揮出来ますね。ただ、宝塚記念以来のレースだけに、仕上がり具合だけですね。
除外対象馬(回避が出た場合の繰り上がり順)
トーセンキャプテン(牡4・角居)O.ペリエ騎手・58キロ
ここでも十分通用のポテンシャルで、ひと叩きされた上積みも見込めますし、鞍上もペリエ騎手なら、出走してくれば怖い存在となりそうですね。
サクラメガワンダー(牡5・友道)福永騎手・58キロ
前走、毎日王冠で関東への輸送にもメドが立ち、力をフルに発揮出来れば上位争いも可能な力だけに、出走出切れば楽しみな存在となりそうですね。
ダイワスカーレットとウオッカのライバル対決に加え、今年のダービー馬ディープスカイも出走し、伏兵陣にも好メンバーが揃い、更にメイショウサムソンも出走となれば、大いに盛り上がる天皇賞・秋となりそうですね。
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