第21回マイルチャンピオンシップ南部杯の回顧
今日は、盛岡競馬場で交流G1、第21回マイルチャンピオンシップ南部杯(3歳上G1・ダート1600m)が行われています。JRAからは3枠③ワイルドワンダー(牡6・久保田)岩田騎手・57キロ、4枠⑥メイショウバトラー(牝8・高橋成)武豊騎手・55キロ、5枠⑧コンゴウリキシオー(牡6・山内研)藤田伸騎手・57キロ、7枠⑫スウィフトカレント(牡7・森秀行)勝浦正騎手・57キロ、8枠⑭ブルーコンコルド(牡8・服部利)幸英明騎手・57キロの5頭が出走しています。
レースは、大方の予想通りコンゴウリキシオーが押してハナを奪い、2番手にキングスゾーン(牡6・愛知・今津博)、3番手にメイショウバトラーが付け、その外にブルーコンコルド、中団にワイルドワンダー、後方にスウィフトカレントが付ける展開。
3コーナー手前で早くもキングスゾーンがコンゴウリキシオーに並びかけ、一気にペースアップし、コンゴウリキシオーは一杯となり、変わって持ったままの手応えでメイショウバトラーが進出し、3~4コーナー中間で先頭に立ち、直線を向いて3馬身のリード。手応えも抜群で、そのまま粘りこむかと思われましたが、残り100mを切った辺りからブルーコンコルドが猛然と追い込み、メイショウバトラーを捉えて逆に2馬身突き放して、このレース3連覇を飾ると共に、ダートG1・7勝目となり、アドマイヤドンを抜いて単独最多勝となっています。タイムは1.37.3(良)。2着には、そのまま粘りこんだメイショウバトラー。3着には、中団から良く伸びたワイルドワンダーが入っています。尚、1着のブルーコンコルドにはJBCへの優先出走権が与えられます。
1着のブルーコンコルドは、凄いとしか、言い様がありませんね。今後もこの馬の力を出し切るレースが続くでしょうし、後は無事に種牡馬入り出来る事を期待したいですね。
2着のメイショウバトラーは、前走あたりは、限界が来ているのかなと思わせる内容でしたが、今日はデキも良かったのでしょう、持ったままで先頭に立つ素晴らしいレース振りで、全盛期を思わせる走りでしたね。
3着のワイルドワンダーは、久々の影響でしょうか。思った程、動けませんでしたね。次走は上積みも見込めるでしょうし、再三言っている様に、1400mがベストなだけに、JBCスプリントがG1制覇の最大のチャンスとなりそうですね。
スウィフトカレントは5着。後方追走から、直線脚を伸ばして5着。力は出し切っていますね。
コンゴウリキシオーは13着。楽に行かせれば、しぶといだけに早目に来られるケースが増えてきて、厳しいレースが続いていますね。また、調子もいい時の状態には無いようですし、しばらくは厳しいレースが続きそうですね。
10月30日(木)に門別競馬場で行われる交流重賞の第35回北海道2歳優駿(2歳G3)に出走するJRA所属馬が発表されています。
出走予定馬
スーニ(牡2・吉田)
フリソ(牡2・小島茂)田中勝騎手
メイショウコウセイ(牡2・池添)
メトロノース(牡2・安田隆)武豊騎手
補欠馬(回避が出た場合の繰り上がり順)
ザデイ(牡2・伊藤圭)、スマートスパイダー(牡2・松田国)、ホッカイマドゥライ(牡2・田中清)
となっています。
アメリカ遠征中のカジノドライヴ(牡3・藤沢和)が、サンタアニタ競馬場で行われた条件戦(オールウェザー・1700m)にエスピノーザ騎手騎乗で出走し、3、4番手の外目追走から、4コーナー馬なりで前に並びかけ、直線もしっかりと伸び切る快勝を飾っています。
レース映像(You Tube)
25日に行われるBCクラシックに向けて順調なスタートが切れましたね。無事に出走出来る事を期待しましょう。
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