第12回スパーキングレディーカップの回顧
今日は川崎競馬場で交流重賞の第12回スパーキングレディカップ(3歳上牝G3・ダート1600m)が行われています。JRAからは1枠①ニシノナースコール(牝6・尾形充)吉田豊騎手・55キロ、2枠②テンイムホウ(牝6・柄崎孝)勝浦正騎手・55キロ、4枠⑤メイショウバトラー(牝8・高橋成)武豊騎手・56キロ、8枠⑬ラピッドオレンジ(牝5・小笠倫)内田博騎手・56キロの4頭が出走しています。
レースはトーセンジョウオー(牝7・船橋・川島正)が先手を奪い、2番手にパフィオペディラム(牝5・船橋・岡林光)、3番手にはダイワオンディーヌ(牝5・大井・佐藤寿)が付け、その後に外に終始押し通しのラピッドオレンジ、内にメイショウバトラーが並び、その後にテンイムホウ、更に後方4番手にニシノナースコールの展開で、淡々とレースは流れ、3コーナー手前辺りからニシノナースコールが外を回って進出し、それに合わせる様にメイショウバトラーも進出を始めるも、逃げるトウセンジョウオーが楽な手応えで2番手以下を引き離し、直線を向くときには6、7馬身のリードを付け、そのまま悠々と逃げ切る圧勝。タイムは1.39.2(良)。2着には、中団待機から直線良く伸びて来たメイショウバトラー。3着には、メイショウバトラーと一緒に伸びて来たニシノナースコールが入っています。
1着のトーセンジョウオーは、中央在籍時も含めてこれで交流重賞6勝目。健在振りをアピールしましたね。楽に逃げる事が出来たのは確かですが、それにしても強い勝ちっぷりでしたね。中央、地方合わせても牝馬のダートではトップクラスの実力ですから、次は牡馬相手の交流重賞での活躍を期待したいですね。
2着のメイショウバトラーは、勝負処での手応えがあまり良く無かったですね。ただ、それでも2着は確保するあたりは流石で、この馬の交流重賞での頑張りは凄いですね。
3着のニシノナースコールは、外々を追い上げなければならない展開で厳しかったですね。地方のレースではもう少し距離が欲しい印象ですね。
ラピッドオレンジは5着。外目を追走したものの、終始鞍上の手が動いて押し通しでしたね。仕上がりが悪いようにも見えませんでしたし、走ってみないと分からないタイプですね。
テンイムホウは7着。ダート実績も無く、ダートが向いているとは思えませんね。
各馬の動向
先週の阪神未勝利を勝ち上がったセイウンワンダー(牡2・領家)は新潟2歳S(9月7日)へ。7月5日の阪神で新馬戦を勝ちあがったデグラーティア(牝2・宮本)はフェニックス賞(8月9日)へ。
プロキオンSを制したヴァンクルタテヤマ(牡6・安田伊)は佐賀で行われるサマーチャンピオン(8月15日)へ。タスカータソルテ(牡4・藤原英)は横山典騎手騎乗で函館記念(7月27日)へ。巴賞を制したフィールドベアー(牡5・野村)、4着のトーセンキャプテン(牡4・角居)も同じく函館記念へ。函館SS6着のスピニングノアール(牡7・長浜)、テレビユー福島賞を制したレッドバトラー(牡6・松永昌)は北九州記念(8月17日)へ。
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