第10回ジャパンダートダービーの回顧
今日は、大井競馬場で3歳馬による交流G1・第10回ジャパンダートダービー(3歳G1・ダート2000m)が行われています。JRAからは、1枠②ユキチャン(牝3・後藤)武豊騎手・54キロ、3枠⑥イイデケンシン(牡3・池添)藤田伸騎手・56キロ、4枠⑧スマートファルコン(牡3・小崎健)岩田康騎手・56キロ、6枠⑪サクセスブロッケン(牡3・藤原英)横山典騎手・56キロ、6枠⑫ナンヨーリバー(牡3・池上昌)内田博騎手・56キロの5頭が出走予定でしたが、残念な事にユキチャンが蕁麻疹の為に競走除外となり、中央馬は4頭の参戦となりました。
レースは、ナンヨーリバーが押してハナへ。サクセスブロッケンが2番手で折り合い、3番手の内にスマートファルコン付け、その後にイイデケンシンが付ける展開。そのまま、レースは淡々と流れ、3~4コーナー、サクセスブロッケンが持ったままの手応えで逃げるナンヨーリバーに並びかけて行き、直線向いたところで一気に5、6馬身突き放し、最後は僅かに詰め寄られた物の完勝で3歳ダートチャンピオンの座を手にしています。タイムは2.04.5(不良)。2着には、3番手追走から最後までしぶとく伸びたスマートファルコン。3着には、中団追走から早めに仕掛けたコラボスフィーダ(牡3・船橋・岡林光)が入っています。
1着のサクセスブロッケンは、ダートで4連勝後、ダービーに挑戦し、敗れた事による目に見えない影響が心配されましたが、やはり、ダートでの強さは本物でしたね。強いとしか言い様の無いレース振りで、今からヴァーミリアンや地方の雄フリオーソらとの対戦が楽しみですね。
2着のスマートファルコンは、転厩初戦ながらもキッチリ仕上がっていましたし、2000mの距離をこなせたのは大収穫ですね。3着馬には8馬身差を付けての2着は、相手が悪かったとしか言い様が無いですね。
ナンヨーリバーは5着。前走から間隔が空いていましたが、仕上がりは悪くなかったと思います。先手を取ればしぶとい馬ですが、2番手からあれだけ強い馬にガッチリとマークされては、仕方が無いでしょうかね。次走以降の巻き返しに期待したいですね。
イイデケンシンは15着。先手を取りに行ける脚のある馬ですが、2歳時に見せた走りが見られませんね。体調の問題なのか、精神的な問題なのか難しいところですが、なんとか、好調時の走りを取り戻してもらいたいですね。
各馬の動向
福島の未勝利戦を勝ちあがったスガノメダリスト(牡2・大和田)は函館2歳S(8月10日)へ。
函館SS2着のトウショウカレッジ(牡6・池添)はキーンランドC(8月31日)へ。大沼Sを制したフェラーリピサ(牡4・白井)はマリーンS(7月20日)へ。目黒記念を制したホクトスルタン(牡4・庄野)は京都大賞典(10月12日)で復帰予定。宝塚記念11着のフォルテベリーニ(牡6・加用)は右前球節を骨折している事が判明。全治には3ヶ月ほど掛かる見込み。
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