今日(6月22日)の回顧
阪神競馬場で行われた牝馬の重賞第13回マーメイドステークス(3歳上牝G3・芝2000m・ハンデ)は、12頭立ての12番人気で、ハンデも最軽量48キロのトーホウシャイン(牝5・崎山)が、道中後方の内々追走から、3~4コーナーも内を上手く捌いてポジションを上げ、直線他馬が重たい馬場で伸びあぐねる中、最内をグイグイと力強い伸びを見せ、ゴール前、逃げて粘りこみを計るピースオブラブ(牡6・加藤敬)を交わして重賞初制覇を飾っています。タイムは2.03.5(重)。2着には、逃げて最後まで粘り切ったピースオブラブ。3着には、中団待機から直線外を良く伸びたソリッドプラチナム(牝5・田中章)が入っています。
1着のトーホウシャインは、重たい馬場状態、軽量48キロ、コースロス無く最内を上手く捌いた事などすべてが上手く噛み合った印象ですね。そして、力を出し切れる状態だった事も確かでしょう。いろいろな意味で次走以降の走りに注目ですね。尚、騎乗した高野容輔騎手はこれが、昨年5月以来となる、今年の初勝利で、重賞も初制覇となっています。おめでとうございます。
2着のピースオブラブは、マイペースの逃げに持ち込み、直線後続を一端引き離す完璧なレースをしただけに惜しいとしか言いようがないですね。
3着のソリッドプライチナムは、やはりこの条件は走りますね。コースロス無く上手く乗られ、直線も良く伸びました。馬場が良ければと思わせる内容でしたね。
私の本命のレインダンス(牝4・宮)は10着。今日の様な馬場は向かない様ですね。デキ自体は上がって来ているように思われただけに残念です。次走以降、良馬場ならば見直したいですね。
続いて、福島11R福島テレビオープン(3歳上OP・芝1800m)は、1番人気に推されたカネトシツヨシオー(牡5・野村)が、道中最後方追走から、3~4コーナーで徐々にポジションを上げ、直線入り口では先頭を射程圏に捉え、直線大外を悠々と差し切り完勝。タイムは1.45.9(良)。2着には、中団追走から直線良く伸び最後まで食い下がったピサノパテック(牡6・藤沢和)。3着には、先行してしぶとく粘ったピースデザイン(牡6・堀)が入っています。
1着のカネトシツヨシオーは、今年に入って重賞でも善戦して、力を付けているだけに、ここでは力が違うと言わんばかりのレース振りでしたね。次走以降が楽しみになる内容でしたね。
2着のピサノパテックは、小回りコースがどうかと思いましたが、前が良いペースで引っ張ってくれたこともあり、スムーズなレース運び。勝ち馬にこそ捻じ伏せられましたが、こちらも次走以降に繋がる、良い内容だったのではないでしょうか。
3着のピースデザインは、6歳にして、これが9戦目。能力の高さを見せ付ける走りで、順調に使えれば今後が楽しみですね。
私の本命のクランエンブレム(牡4・手塚)は5着。ゲートで立ち上がり、スタートでやや後手を踏んだ事が、最後に響きましたね。ゲートで立ち上がる癖は、ゲート練習で見せているらしく、今後のレースでも出遅れる可能性は残りますね。
今日の注目馬
函館10R⑤ステップシチー(牡4・岡田)は1着。中団馬群の中で折り合い、スムーズなレース運びで、直線先頭まで届かないかと思わせる位置から見事に差し切り連勝を飾っています。徐々に持っている能力をレースで出し切れるようになって来て、今後が更に楽しみですね。
函館11R②オーバーカムオール(牡4・古賀慎)は5着。中団後目を追走から、3~4コーナーで勢いを付けて上がって行き、ゴールまでかなり長くいい脚を使いましたが、僅かに届かず5着まで。近走はちょい足らずのレースが続いており、もう一皮剥けて欲しいところですね。
函館12R①トウショウブリッツ(牡4・池添)は3着。スタートの遅れが響きましたね。後は上手く運べただけに、惜しかったですね。この条件なら、引き続きチャンスはあるでしょう。
阪神3R障害(3歳上OP)をバトルブレーヴ(牡6・本田)で制した菊地昇吾騎手が現役88人目となるJRA通算100勝を達成しています。おめでとうございます。
それでは、1週間頑張りましょう^^。
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