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2008年6月23日 (月)

今週はG1・第49回宝塚記念

 今週の日曜日(6月29日)には、阪神競馬場で、春のG1を締めくくりとなる第49回宝塚記念(3歳上G1・芝2200m)が行われます。今年はブルゲート18頭に16頭の登録があり、回避予定のコスモバルク(牡7・田部)を除く、全15頭が出走可能となっています。ファン投票1位のウオッカ(牝4・角居)は回避も、この時期としてはなかなかのメンバーが出走してくれましたね。

ファン投票上位馬

メイショウサムソン(牡5・高橋成)武豊騎手・58キロ・ファン投票2位

前走の天皇賞・春でようやくこの馬らしい走りを見せ、力が衰えていない事をアピール。距離が短くなる事は好材料ですし、中間の状態も良さそうなので、レースの中心となることは間違いなさそうですね。

アサクサキングス(牡4・大久保龍)四位騎手・58キロ・ファン投票3位

天皇賞・春は完敗の印象ですが、それでも堅実に3着を確保。コレが休み明け3走目で体調としては一番良さそうです。距離云々よりも、この馬の持ち味が生きるレースになるかどうかに掛かっていますね。

カワカミプリンセス(牝5・西浦)武幸四郎騎手・56キロ・ファン投票7位

1年近い休養明けとなった金鯱賞でも、僅差の3着。無敗でオークス、秋華賞を制した力は健在で、更に上積みがあるとなると、好勝負が期待出来そうですね。

ドリームパスポート(牡5・稲葉)蛯名騎手・58キロ・ファン投票8位

昨年末に復帰してから、もどかしいレースが続いていますが、距離短縮は好材料ですし、持っている能力さえ出し切る事が出来ればと思いますね。

アドマイヤオーラ(牡4・松田博)安藤勝騎手・58キロ・ファン投票9位

ドバイ遠征の疲れからか、前走はこの馬らしさが出ず6着。個人的には1600mに向いていると思いますが、京都記念の強さを見る限り、距離の心配は無さそうなので、どこまで体調が戻っているかがカギとなりますね。

ロックドゥカンブ(牡4・堀)岩田騎手・57キロ・ファン投票10位

こちらが期待し過ぎているのかも知れませんが、菊花賞以降の成長があまり感じられませんね。休み明けの目黒記念を叩いて、上積みを見込める今回、どのようなレースを見せるか注目です。

アルナスライン(牡4・松元)和田騎手・58キロ・ファン投票13位

今年初戦のメトロポリタンSは圧巻のレース振り、続く目黒記念も58キロと力の要る馬場に苦しみながらも良く差を詰めており、十分評価に値するレース振りでしたね。距離の心配も無く、後は体調だけでしょうね。

カンパニー(牡7・音無)横山典騎手・58キロ・ファン投票15位

安田記念を目の外傷で回避したものの、順調に回復しているようで、ここに照準を定めてきましたね。距離は微妙に長い印象ですが、鞍上が横山典騎手に替わってから、馬が変わった印象もあり、どのようなレースを見せるか注目ですね。

インティライミ(牡6・佐々木晶)佐藤哲騎手・58キロ・ファン投票17位

阪神の2200mはベストに近い条件だと思いますが、最近のレース振りと、ダービー2着以降のG1での走りを見る限り、強くは推せませんね。

アドマイヤフジ(牡6・橋田)川田騎手・58キロ・ファン投票18位

距離が明らかに長い、ここ2走でも大崩しておらず、復調していることは明らかですね。阪神2200mならば、この馬の力は出し切れるでしょう。

出走可能な順

エイシンデピュティ(牡6・野元)内田騎手・58キロ・ファン投票23位

昨秋の天皇賞・秋で他馬に驚き斜行した馬とは思えない成長振り。2000m以上の距離は初めてで、若干長い印象はありますが、この馬の力を出せる展開になるかどうかがカギですね。また、相性の良い岩田騎手が騎乗しないことは残念ですね。

エアシェイディ(牡7・伊藤正)後藤騎手・58キロ・ファン投票40位

休み明けの安田記念で伸び難い大外を良く伸びて来ての4着。初重賞となったAJCCが強い内容だっただけに、2200mに距離が伸びて同じようなレースが出来ればチャンスは十分でしょう。

アサカディフィート(せん10・鶴留)小牧太騎手・58キロ・ファン投票47位

今年も10歳馬とは思えない走りを見せていますね。後方一気が嵌まれば差し切る力はありますので、この馬のレースをするだけですね。

コスモバルク(牡7・田部)松岡騎手・58キロ・回避

脚部不安の為回避予定です。

サクラメガワンダー(牡5・友道)福永騎手・58キロ・ファン投票21位

前走の金鯱賞は得意とは言えない馬場状態で、4コーナーから直線向くあたりで他馬と接触してバランスを崩しながらも最後まで良く伸びていました。輸送に弱い為、関西圏のG1はこことマイルCSしか無いので、目一杯仕上げて来るのではないでしょうか。

フォルテベリーニ(牡6・加用)鮫島良騎手・58キロ

前走の目黒記念は4着と大健闘も、斤量が4キロ増えて、このメンバーでは流石にきびしいでしょうか。

となっています。

 6月25日(水)に大井競馬場で行われる交流G1の第31回帝王賞(4歳上G1・ダート2000m)の枠順が発表されています。

1枠①フリオーソ(牡4・船橋・川島正)戸崎圭騎手・57キロ

2枠②オフィサー(牡6・森秀行)福永祐騎手・57キロ

3枠③ヤマトマリオン(牝5・安達昭)小林徹騎手・55キロ

3枠④チャンストウライ(牡5・兵庫・寺嶋正)下原理騎手・57キロ

4枠⑤ショーターザトッシ(牡6・大井・月岡健)酒井忍騎手・57キロ

4枠⑥ボンネビルレコード(牡6・堀井雅)的場文騎手・57キロ

5枠⑦マズルブラスト(牡6・船橋・川島正)張田京騎手・57キロ

5枠⑧ワンダースピード(牡6・羽月友)小牧太騎手・57キロ

6枠⑨マルヨフェニックス(牡4・笠松・柴田高)尾島徹騎手・57キロ

6枠⑩アルドラゴン(牡7・兵庫・田中範)木村健騎手・57キロ

7枠⑪ルースリンド(牡7・船橋・矢野義)今野忠騎手・57キロ

7枠⑫ウルフボーイ(牡6・川崎・佐々仁)真島大騎手・57キロ

8枠⑬スウィフトカレント(牡7・森秀行)武豊騎手・57キロ

8枠⑭コウエイノホシ(牡5・川崎・長谷三)坂井英騎手・57キロ

以上の14頭となっています。発走は25日(水)の20時10分となっています。

 そして、7月9日(水)に大井競馬場で行われる3歳馬による交流G1の第10回ジャパンダートダービー(3歳G1・ダート2000m)にJRAから出走する馬が発表されています。

アポロドルチェ(牡3・堀井)

イイデケンシン(牡3・池添)池添騎手

サクセスブロッケン(牡3・藤原英)横山典騎手

ナンヨーリバー(牡3・池上)

ユキチャン(牝3・後藤)武豊騎手

補欠馬(回避が出た場合の繰り上がり順)

スマートファルコン(牡3・小崎)、ウイントリガー(牡3・山内)、ヤマニンリュバン(牡3・西園)、キモンホワイト(牡3・上原)、ツルガオカランナー(牡3・池江寿)

となっています。

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