今日(5月3日)の回顧
ダービーへの切符を賭けた第15回テレビ東京杯青葉賞(3歳G2・芝2400m)が東京競馬場で行われ、道中先団の内々でじっと脚を溜めていたアドマイヤコマンド(牡3・橋田)が、直線行き場を無くしそうになったものの、最内を上手く抜け出し、後続を一気に引き離すと、そのままのリードを保って重賞初制覇でダービーの有力候補に名乗りを挙げました。タイムは2.26.9(稍重)。道中、アドマイヤコマンドの外にいたクリスタルウイング(牡3・藤沢和)が最後までしぶとく伸び2着。3着には中団待機から直線良く伸びたモンテクリスエス(牡3・松田国)が入っています。尚、上位3頭にはダービーの優先出走権が与えられます。
1着のアドマイヤコマンドは、-12キロは引き締まって今までで最高のデキに見えましたね。道中の折り合いもスムーズで、勝負処で慌てて動かず、じっと我慢した川田騎手の判断も抜群でした。2400mになりレースもしやすそうに見えましたので、本番が楽しみになりましたね。
2着のクリスタルウイングは、道中はアドマイヤコマンドのすぐ外に位置し、スムーズなレースが出来ましたが、枠順の内外の差もあり、勝ち馬とは遜色ないレース振りだったと思います。乗り方次第では十分逆転も可能なのではないでしょうか。
3着のモンテクリスエスは、福永騎手もロス無く上手くレースを運びましたが、2400mは向いている感じがしますね(もっと長くても良いかも知れません)。最後、馬体を併せられれば、もう少し際どく迫れたかも知れませんね。本番でもこの馬の力は出し切ってくると思いますので十分チャンスはありそうですね。
私の本命のニシノエモーション(牡3・手塚)は5着。中団外目で折り合いを付け、3~4コーナーで徐々にポジションを上げて行くところで、かなり外を回らされたのが痛かったですね。最後は良く伸びて来ていただけに惜しいレースとなりました。ただ、これから良くなる余地は十分なので、今後も注目して行きたいと思います。距離は2400mはギリギリかなと言う印象です。
続いて、京都11R朱雀S(4歳上1600万・芝1600m・ハンデ)は、圧倒的な1番人気に支持されたヒカルオオゾラ(牡4・池江寿)が、4番手外目を楽に追走から、直線危なげなく抜け出し、後続を3馬身引き離しての圧勝。タイムは1.32.5(良)。2着には、3番手追走から、最後までしぶとく粘った12番人気のサンダルフォン(牡5・松永幹)。3着には、中団待機から直線良く伸びて来たヘイローフジ(牝5・飯田)が入っています。
1着のヒカルオオゾラは、直線ほとんど追うところ無しで好時計での勝利。重賞戦線での活躍に期待が懸かりますね。
2着のサンダルフォンは、ここ数戦芝のレースで好結果が続いて、サクラバクシンオー産駒らしさが出てきたでしょうか。体調も良さそうなので、今後も注意が必要ですね。
3着のヘイローフジは、芝でもダートでも堅実な差し脚を出せますね。少しずつですが、確実に力を付けているようですね。
私の本命のウエスタンヒート(牡4・柴田人)は5着。道中折り合いも付いて、スムーズなレースが出来ていました。このクラスでも十分通用しますね。ただ、最後の脚の上がりかたを見ると、本質的に広いコースの1600mは少し長いのかも知れません。
今日の注目馬
京都10R②コスモサレオス(牡3・吉田)は11着。中団待機からスムーズなレースでしたが、伸びませんでしたね。距離が短くなれば十分やれると思いますので、次走以降の巻き返しに期待ですね。
新潟11R⑥テイエムカゲムシャ(牡4・柴田見)は6着。スタート後ダッシュが付かず後方か羅のレースとなったのが痛かったですね。ただ、1000mは向いている印象ですね。
新潟12R⑧ダイワチャーム(牝4・松田国)は2着。もう一押しなんですが・・・。ひとつキッカケさえ掴めればポンポンと勝てそうな印象なんですが。
京都2R3歳未勝利戦(ダート1200m)をトーコーゼウス(牡3)で制した湯窪幸雄調教師がJRA通算100勝を達成されています。おめでとうございます。
それでは、また後ほど^^
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