第20回かしわ記念の回顧
今日は船橋競馬場で交流G1の第20回かしわ記念(4歳上G1・ダート1600m)が行われています。JRAからは1枠①ブルーコンコルド(牡8・服部)幸騎手・57キロ、5枠⑦ボンエンビルレコード(牡6・堀井)的場文騎手・57キロ、7枠⑪シャドウゲイト(牡6・加藤征)田中勝騎手・57キロ、8枠⑭ワイルドワンダー(牡6・久保田)岩田騎手・57キロの4頭が出走しています。
レースは愛知のケイアイフウジン(牡6・大畑)が先手を取り、2番手にケイエスゴーウェイ(牡5・雑賀)、3番手の外にシャドウゲイト、その内にブルーコンコルドが付け、スタート後ダッシュが付かなかったワイルドワンダーは中団の外目追走、更にそれを見る形でボンネビルレコードの展開。3コーナーに入る辺りでシャドウゲイトがスパートすると、一気にペースが上がり、外からワイルドワンダーもシャドウゲイトに並びかけ、内で一歩仕掛けが遅れたブルーコンコルドも押しながら2頭の間に割って入って直線に向かうと、ブルーコンコルドとワイルドワンダーが抜け出しこの2頭で決着かと思われましたが、3~4コーナーでペースが上がった時にロス無く内々を上手く捌いて背後に忍び寄っていたボンネビルレコードが一気に2頭を交わして、去年の帝王賞以来のG12勝目を挙げています。タイムは1.37.6(稍重)。2着には、2頭の叩き合いを制したブルーコンコルド。3着には、ワイルドワンダーが入っています。
1着のボンネビルレコードは、この時期になると調子が良くなるのでしょうかね。的場文騎手の騎乗も完璧なレース運びで、中央のレースでもこのコンビが実現する事を期待したいですね。
2着のブルーコンコルドは、この馬の力は出せたレースだと思います。勝ち馬に上手く乗られたと言ったところでしょう。この馬の堅実さには頭が下がりますね。
3着のワイルドワンダーは、やはり、1600mではG1を勝つのは難しそうですね。今年はJBCスプリントが園田の1400mでの開催なので、コレがG1を勝つ最大のチャンスとなりそうですね。
4着のフジノウェーブ(牡6・大井・高橋三)は、後方待機から直線良く伸びて来ましたが、こちらも距離が微妙に長い様で、1200mでJBCスプリントを勝っているように距離が短くなればJRA馬相手にも十分やれる力はありますね。
もう1頭のシャドウゲイトは5着。早目スパートで勝負を賭け、一瞬おっと思わせましたが、ダートの強豪馬相手では5着が精一杯でしたね。ただ、今日の内容は悲観するものでは無いと思いますので、コレをキッカケにしたいところですね。
明日は名古屋競馬場で交流G3の第10回かきつばた記念(4歳上G3・ダート1400m)が行われます。枠順は以下の通りです。
1枠①マヤノグレイシー(牡9・愛知・斉藤弘)宇都英騎手・56キロ
2枠②コアレスタイム(牡10・船橋・川村昭)吉田稔騎手・56キロ
3枠③コンゴウリキシオー(牡6・山内研)藤田伸騎手・58キロ
4枠④シルヴァーゼット(牡7・大井・高橋三)御神本騎手・56キロ
5枠⑤リワードパットン(牡7・兵庫・渡邉幸)北野真騎手・56キロ
5枠⑥サンキンスピーチ(牡5・愛知・圓田修)兒島真騎手・56キロ
6枠⑦キングスゾーン(牡6・愛知・今津博)安部幸騎手・57キロ
6枠⑧リミットレスビット(牡9・加用)岩田康騎手・58キロ
7枠⑨コスモスパーブ(牡6・愛知・荒巻透)岡部誠騎手・56キロ
7枠⑩メイショウバトラー(牝8・高橋成)武豊騎手・55キロ
8枠⑪アグネスジェダイ(牡6・森)小牧太騎手・58キロ
8枠⑫フーバーダム(牡6・大井・松浦備)坂井英騎手・56キロ
となっています。発走時刻は16時00分となっています。
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