今日(4月6日)の回顧
阪神11R第52回産経大阪杯(4歳上G2・芝2000m)は、1番人気のダイワスカーレット(牝4・松田国)が、スピードの違いでハナに立ち、4コーナーまで後続を引き付け、直線追い出されるといつものようにしぶとい末脚を見せ、更に坂上で後続を突き放すと言う強い内容で完勝。タイムは1.58.7(良)。2着には、先行して内からしぶといレースを見せたエイシンデピュティ(牡6・野元)。3着には、3番手追走から早めに動いて最後までしぶとく伸びたアサクサキングス(牡4・大久保龍)が入っています。
1着のダイワスカーレットは、いつもと変わらないレース内容でした。斤量の56キロは有利でしたが、最後にもう一度突き放す辺りは強いとしか言い様がありませんね。
2着のエイシンデピュティは、2000mを不安視したのですが、かえってコーナー4つのコースで息が入ってレースがしやすそうでしたね。最後までダイワスカーレットに食い下がっていましたし、今後のレースが楽しみですね。
3着のアサクサキングスは、+16キロで余裕残しの馬体に見えましたが、スムーズなレース運びと、この馬のしぶとさを上手く生かした騎乗だったと思います。改めてこの馬の強さを認識させられましたね。次走の天皇賞・春に向けて順調なスタートを切ったと言えるのではないでしょうか。
2番人気のメイショウサムソンは6着。5番手を追走でスムーズにレースを運び、直線前が壁にはなっていたものの、伸びを欠いての6着と終わっています。敗因が良く分かりませんが、放牧に出さずにずっと厩舎で調整していますので、目に見えない疲れが残っているのかも知れませんね。天皇賞・春ではこの馬らしい走りを見せてもらいたいですね。
私の本命のサンライズマックスは10着。休み明けのせいでしょうか、この馬らしい末脚は見られませんでした。次走以降の巻き返しに期待したいですね。
続いて、中山11R第40回ダービー卿チャレンジトロフィー(4歳上G3・芝1600m・ハンデ)は、大外枠から思い切って先手を取りに行った横山典騎手騎乗のサイレントプライド(牡5・国枝)が、見事なペースでの逃げを見せ、ゴール前しぶとく食い下がるドラゴンウェルズ(牡5・藤原英)をクビ差凌ぎきって重賞初勝利を飾っています。2着には、先行して直線良く伸びたドラゴンウェルズ。3着には、2番手追走から最後まで良く粘った16番人気のダンスフォーウィン(牡5・古賀史)が入っています。
1着のサイレントプライドは、不利な大外枠から、逃げの手に出た横山典騎手の判断が素晴らしかったですね。それに応えてサイレントプライドも最後まで良く踏ん張りました。今回は展開に恵まれた感もあるだけに、次走以降が真価を問われる場となりそうですね。
私の本命のドラゴンウェルズは2着。好スタートを切ってしまい、掛かり気味でしたが、前にサイレントプライドらが入ってくれたお陰で折り合いも付き、直線でも良い伸びを見せてくれました。能力は高いのですが、今後も折り合い次第のレースが続きそうですね。
3着のダンスフォーウィンも、前に行ったのが大正解。54キロのハンデも生かし高配当を提供しました。オープンに上がってから苦戦が続いていましたが、コレをキッカケにしたいところですね。
今日の注目馬
中山10R⑫シグナリオ(牡4・手塚)は3着。積極的なレース運びでこの馬の特徴を生かせたのではないでしょうか。最後は一杯になりましたが、今後に繋がる走りだったと思います。
阪神6R④ミッキーチアフル(牡3・音無)は2着。狙い通りの展開で勝ったと思いましたが、最後はやっぱり甘いですね。欲を言えばバテそうに無い馬に見えますので、早目に出し抜けを食らわせても面白かったかもしれませんね。なんとかトライアルに出走出来ればと思いますが。
中山3レース3歳未勝利戦(芝1800m)をカカロット(牡3)で制した粕谷昌央調教師が通算20戦目での、JRA初勝利を挙げています。おめでとうございます。
阪神10RマーガレットS(3歳OP。芝1400m)でマチカネハヤテ(牡3・河内)に騎乗した渡辺騎手が騎乗停止の処分を受けています。期間は開催日4日間となっています。
それでは、1週間頑張りましょう^^。
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