今週はG1桜花賞
今週の日曜日(4月13日)には、牝馬クラシックの第1弾阪神競馬場で牝馬クラシックの第1弾第68回桜花賞(3歳牝G1・芝1600m)が行われます。昨年のダイワスカーレットとウオッカの対決が記憶に新しいところですね。今年はフルゲート18頭に33頭の登録があり、優先出走権を持つ8頭と、賞金順でポルトフィーノまでが出走可能となっています。全登録馬は以下の通りです。
優先出走馬8頭(斤量は馬齢の55キロ・騎手は予定です)
エアパスカル(牝3・池江寿)藤岡佑騎手
チューリップ賞の1着馬。唯一連対を外したのはダート変更となったこぶし賞のみ。チューリップ賞は展開に恵まれた感もあるだけに、この馬の評価が難しくなっていますね。同距離、同コースでの勝利ですから、今回もと言う事は十分ありえますね。
トールポピー(牝3・角居)池添騎手
2歳女王でチューリップ賞の2着馬。チューリップ賞はエアパスカルに敗れたものの、内枠をこなし、前目でのレースなど収穫の多いレースでもありましたね。ひと叩きされ状態は上向くでしょうし、逆転の可能性は十分ありそうです。
オディール(牝3・橋口)安藤勝騎手
チューリップ賞の3着馬。チューリップ賞では、一番強いレースを見せたと思います。1600mで折り合いが付いた事も収穫だったでしょう。阪神JFでは、速いペースに巻き込まれながらも4着に粘るなど力は十分で、こちらも逆転の可能性は十分でしょう。
ソーマジック(牝3・田村)後藤騎手
アネモネ賞の1着馬。現在3連勝中で勢いは十分。アネモネSでは長くいい脚を使っての勝利で、乗りやすさを生かしてどこまで食い込めるかですね。
シャランジュ(牝3・本間)村田騎手
アネモネSの2着馬。後方待機からの直線一気の末脚が武器なだけに、展開に左右される面が大きいですが、混戦になれば浮上の可能性はありそうです。
マイネレーツェル(牝3・五十嵐)内田博騎手
フィリーズレビューの1着馬。こちらも、後方待機からの直線勝負のタイプなので、展開次第ですね。更に距離延長は微妙ですが、直線勝負だけにこなせる可能性もありますね。鞍上に追える内田博騎手を確保し、前走の再現を狙います。馬体重は前走より減らなければでしょうか。
ベストオブミー(牝3・鮫島)岩田騎手
フィリーズレビューの2着馬。出来が上がっていた事や、安藤勝騎手の上手いレース運びなどがあり、芝で結果を出した前走でした。距離延長は前走のレースを見る限りでは微妙ですね。
レジネッタ(牝3・浅見)小牧太騎手
フィリーズレビューの3着馬。フィリーズレビュー組みでは一番厳しいレースをしたと思います。距離も1400mよりは1600mの方がレースしやすそうですしレース振りに注目ですね。
出走可能な順
エフティマイア(牝3・鹿戸雄)蛯名騎手
昨秋に復帰後は不振が続いていますね。いかにして3連勝時の状態に戻すかにかかっていますね。
ブラックエンブレム(牝3・小島茂)松岡騎手
休み明けのきんせんか賞が圧勝で、前走のフラワーCも力が無いと出来ない勝ちっぷりでした。十分勝ち負け出来る力だと思います。先週早めに栗東に入り、気合も感じられますね。
リトルアマポーラ(牝3・長浜)武幸四郎騎手
阪神の1600mは2戦2勝で1600mは3戦3勝。2連勝後に臨んだ牡馬相手の京成杯でも、つつまれ気味になり仕掛けが遅れての4着で、スムーズに運べていればと言う内容でしたし、クィーンCでも、素晴らしい末脚を披露。間隔が空いたため体調次第ですが、勢いのある厩舎だけに怖い存在ですね。
ルルパンブルー(牝3・坂本)吉田隼騎手
成績が物語るように1200mがベストでしょう。思い切った騎乗で見せ場を作れれば。
ハートオブクィーン(牝3・水野)小野騎手
中央転厩後は不振が続いています。さすがにここは厳しいでしょうか。
エイムアットビップ(牝3・矢作)福永騎手
休み明けで、中間に熱発があった前走は10着に敗れましたが、能力は確かですし、人気が下がりこの馬の能力を引き出す思い切った騎乗が見せられれば一変の可能性を秘めていますね。
マダムルコント(牝3・武市)秋山騎手
地方成績は10戦3勝。東京2歳優駿牝馬競走を勝っています。芝が向くと見ての中央転厩のようですが、実際に走っているところを見たことが無いのでコメント出来ません。
エーソングフォー(牝3・森)四位騎手
フィリーズレビューは14着と大敗でしたが、紅梅Sで完璧なレースでエアパスカルを破っており、気分良く運べれば一発の力はありそうです。
デヴェロッペ(牝3・松山将)吉田豊騎手
先手を取らなかった前走のレースを見ると、やはり逃げがベストでしょうね。思い切って逃げてどこまでと言うレースになるでしょうね。
ポルトフィーノ(牝3・角居)武豊騎手
休み明けのエルフィンSでその能力を見せ付けたものの、続くアーリントンCでは折り合いを欠き8着。この馬の場合は自身との戦いとなりそうで、力さえ出せば勝っても不思議ではありませんね。
除外対象馬(回避が出た場合の繰り上がり順)
アロマキャンドル(牝3・河野)、ビーチアイドル(牝3・加用)、マイネブリッツ(牝3・中村)、ヤマカツオーキッド(牝3・池添)、ジョイフルスマイル(牝3・矢作)、カレイジャスミン(牝3・宗像)、サマーエタニティ(牝3・畠山吉)、サワヤカラスカル(牝3・西橋)、シングライクバード(牝3・友道)、トーホウドルチェ(牝3・田島)、トラストパープル(牝3・河野)、ヤサシイキモチ(牝3・梅田)、エターナルロマンス(牝3・河野)、パンコールデイズ(牝3・河野)、ブーケフレグランス(牝3・角居)
となっています。
今年はトライアル組みに加え、未対戦の別路線組みに魅力のある馬が多く、力関係が計りづらい難しいレースとなっていますね。
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コメント
三年前だと思いますが、京都の1800m芝のレースで13番人気くらいの
アサカデフィートで
勝っていただいた時は、本当にありがとうございました。
本命にして馬単で買ってました。
秋山さんは自分の中で、[京都の鬼]という
イメージがありますので京都開催の時は、特に
注意して、買い目に入れるようにしています。
今年の桜花賞は混戦と言われていますが、トールポピーとオディールの力が、少しだけ抜けてるような気がするんですが、いかがなものでしょうか?
あと、コワいと思うのはリトルアマポーラとソーマジックとエイムアットピップとレジネッタだと思います。
久しぶりに馬券を買う予定なので、ドキドキしています。
命がけのお仕事で、大変だと思いますが、これからもケガや病気に気をつけて、特に京都開催の時は、連帯しまくってほしいです。
投稿: 青空カフェ | 2008年4月12日 (土) 19時14分