今週はG1・天皇賞・春
今週の日曜日(5月4日)には、京都競馬場を舞台に第137回天皇賞・春(4歳上G1・芝3200m)が行われます。メイショウザムソンの連覇や、ホクトスルタンの天皇賞春の4代制覇など注目される話題もあり、長距離戦ならではの騎手同士の駆け引きなど楽しみの多いレースとなりそうですね。今年はフルゲート18頭に19頭の登録がありますが、コスモバルク(牡7・田部)はシンガポール遠征で、ココナッツパンチ(牡4・大久保洋)は回避となる為、全馬出走可能となっています。全登録馬は以下の通りです。
出走可能な順(斤量は定量で牡馬・せん馬58キロ・騎手は予定です)
メイショウサムソン(牡5・高橋成)武豊騎手
昨年の有馬記念、今年初戦の大阪杯と不可解な敗戦が続いていますね。調教では抜群の動きを見せているだけになおさら原因が分かりませんね。本来の力さえ出してくれれば十分勝ち負けできるだけに、どのように立て直してくるかに注目が集まります。
ポップロック(牡7・角居)内田博騎手
悲願のG1制覇に向けて、最高の舞台がやって来ましたね。距離延長も望む所でしょうし、ひと叩きされた上積みも見込め、後は前走の様に上がりだけの展開にならなければと言うところでしょう。
アサクサキングス(牡4・大久保龍)四位騎手
菊花賞を制した後、じっくりと休養を取った事がいい方に出ましたね。休み明けでやや余裕のあるつくりで、距離的にも不安のあった大阪杯でも力を見せ、本番に繋がるレースだったと思います。順調に良化していれば、距離延長も好材料でもっとも盾に近い存在でしょう。
コスモバルク(牡7・田部)
シンガポール遠征の為、回避予定です。
アドマイヤジュピタ(牡5・友道)岩田騎手
前走の阪神大賞典では、コレしかないと言う上がりの競馬に見事持ち込み勝利を飾っています。今回も上がりの競馬となるか、スタミナ比べのレースになるか、展開次第となりそうですね。
アイポッパー(牡8・清水出)藤田騎手
ひと叩きされて距離が伸びた前走で見事な復活を見せましたね。今年で4年連続の天皇賞・春の出走となり、過去3度は3、4、4着となっています。スタミナも十分ながら、ある程度の切れる脚も使えるタイプで大崩はなさそうですね。
アドマイヤモナーク(牡7・松田博)安藤勝騎手
今年に入って重賞2連勝で、しかも強い内容でしたね。前走の日経賞3着は乗りなれていないジョッキーやコースなど色々な要因が考えられますが、大崩しなかった辺り力を付けていると言えそうです。しっかり間隔を取りながら使われている物の、休養明けから長距離戦を5度使われており、目に見えない疲れが気になりますが、体調さえ良ければチャンスは十分でしょう。
トウショウナイト(牡7・保田)武士沢騎手
今年に入って完全に復調していますね。距離延長も問題無いですし、ワンパンチ足りないこの馬にとってはスタミナ比べに持ち込みたいところですね。
シルクネクサス(牡6・岡田)
先行することが多かったのですが、最近は差す競馬を試み結果を出してきていますね。前半ゆっくりさせることで距離延長にも対応出来る可能性は十分ですね。あとは力関係でしょうか。
トウカイトリック(牡6・野中)幸騎手
完全なステイヤータイプで距離は伸びれば伸びるほど良さそうですね。上がりの競馬にさえならなければチャンスは十分ありそうですね。
アドマイヤフジ(牡6・橋田)川田騎手
低迷から復調したものの、さすがに3000m以上は厳しい印象ですね。勢いのある鞍上に期待でしょうね。
サンバレンティン(牡7・佐々木晶)佐藤哲騎手
重賞2勝馬ですが、最近のレース振り、距離適正などを考えても厳しいレースとなりそうですね。
ドリームパスポート(牡5・稲葉)松岡騎手
あと1歩というレースが続いていますね。ここでも確実に上位を賑わせて来るでしょう。菊花賞は強いレースを見せていますので3200mになる事で、良い面が出ればチャンスはあるのではないでしょうか。
アドマイヤメイン(牡5・橋田)福永騎手
最近の成績を見ると厳しいでしょうか。気分良く運んで力を出し切ることが先決ですね。
ホクトスルタン(牡4・庄野)横山典騎手
メジロアサマ、メジロティターン、メジロマックイーンと代々の天皇賞・春を制した血統に「期待が懸かりますね。菊花賞以来のサンシャインSはメンバーには恵まれたものの、成長を感じさせるレース振りでしたし、距離が伸びるのも好材料でしょう。
ココナッツパンチ(牡4・大久保洋)
先週のメトロポリタンSに出走。回避予定です。
トウカイエリート(牡8・野中)上村騎手
現在の調子や、距離適正を考えても推す材料が乏しいですね。
フォルテベリーニ(牡6・加用)
先週のオーストラリアTに出走し、12着に終わっています。相手関係、距離適正を考えても厳しいと言えそうです。
ドリームパートナー(せん8・大久保洋)
素晴らしい血統の馬ですが、最近の成績を見ても厳しいとしか良い様がありませんね。ただ、全馬に言える事ですが、出走しないことには絶対に勝てませんからチャレンジする価値はあるレースでしょう。
桜花賞、皐月賞に続き、絶対的な存在がおらず、展開など少しの事で上位の馬達にはチャンスがあるレースとなりそうなだけに、ジョッキーの手腕にも期待が懸かって来そうですね。
古馬の動向
5月6日(火・休)に名古屋競馬場で行われるかきつばた記念(4歳上G3・ダート1400m)に出走を予定していたプリサイスマシーン(牡9・萩原)が出走を回避した為、アグネスジェダイ(牡6・森)が出走可能となっています。
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