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2007年12月29日 (土)

東京大賞典の回顧

 強い、強すぎるとしか言い様が無いレース振りを見せたヴァーミリアン(牡5・石坂)。スタートはやや出遅れたものの、スッと前の位置を取りに行き、外を回りながら向う正面までに、フリオーソ(牡3・川島正)を射程圏に入れた5番手に付け、3~4コーナーでフリオーソが動くと素早く反応してフリオーソを捕らえると、その後は後続を突き放す一方、2着のフリオーソには4馬身、更にフリオーソから3着以下は5馬身差と言う圧勝劇で、G1・3連勝を飾りました。タイムは2.03.2(不良)。ドバイ遠征後、体質が強化され力を出し切れるなった事が大きいのでしょうね。更に、武豊騎手がTVでも言っていた様に、乗りやすい馬だと言うのも強みの1つですね。この手の馬だと、ジョッキーの腕が活かしやすいでしょうね。今日のレースなどは、それが特に活きた感じがします。この後、川崎記念を挟んで(予定)ドバイ遠征が楽しみになるレース振りでした。

2着には地方の雄フリオーソが入りました。3番手追走から、勝ちに行く競馬で、4角先頭から押し切りを狙いましたが、勝った馬が強すぎますね。この馬も十分に強いと思うのですが^^;。気性面では、落ち着いたレースが出来たのは収穫でしょう。来年に繋がるレースだったと思います。

後方追走から、3コーナー辺りで捲り気味に上がって来た、メイショウトウコン(牡5・安田伊)が混戦の3着争いを制して3着。この馬の力は出し切った感じでしょうね。着実に力を付けており、相手次第ではチャンスがありそうですね。

G1・7勝目を狙ったブルーコンコルド(牡7・服部)は5着。5,6番手の内々を追走していましたが、ペースが上がった時に付いて行けませんでしたね。最後は差し込んで来ているのですが、3着争いが精一杯でした。距離的には1600mぐらいがベストだけに、2000mでこの相手では厳しいのかも知れませんね。

果敢に先手を取ったシーキングザダイヤ(牡6・森)は6着。早目に交わされる展開で厳しいレースとなったのが痛かったですね。それでも、3着争いに残っており力は出していると言えるでしょうね。

初ダートで注目されたデルタブルース(牡6・角居)は12着。今日はまったく見所がありませんでしたが、条件的に厳しかったのも確かです。ダートの適正だけの問題では無いかもしれませんね。今後のレース選択に注目しましょう。

今年、最後のレースでいい物を見たなと言う印象です。ドバイワールドカップまで順調に行ければ良いですね。

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