今日(12月15日)の回顧
中京競馬場で行われた第45回愛知杯(3歳上牝・芝2000m・ハンデ)は、4番人気のディアデラノビア(牝5・角居)が、ゴール前3頭の叩き合いを制して1着。タイムは1.58.9(良)。トップハンデの57キロを背負った今回は、ムリをする事無く、いつもよりも前のポジションを確保。そして、直線2度ほど前が詰まりながらも、1頭分の隙間を見つけ弾ける様に抜け出し、ゴール前半馬身出たところがゴールでした。楽にいいポジションが取れたことと、直線前が詰まった分、脚が残り最後の爆発力に繋がった様に思います。京都牝馬S以来の勝ち星となり、重賞は通算3勝目。鞍上のルメール騎手は、この勝利がJRA通算100勝目となりました。外国人騎手によるJRA通算100勝は、O.ペリエ騎手、M.デムーロ騎手、K.デザーモ騎手に続いて4人目の達成となります。おめでとうございます。
2着には、道中後方追走から、3~4コーナーで上がって行き、直線際内を突いて、一端は抜け出したニシノマナムスメ(牝3・河内)。内の馬場がもう少し良ければ勝っていたでしょうね。惜しいレースとなりましたが、2、3着のハナ差は大きく、賞金を加算できた事は、なによりでしょう。距離的にはもう少し短い方が良さそうですが、この距離も牝馬同士ならば問題無さそうですね。来年の飛躍に期待しましょう。
3着には、先行し、直線もジワジワ伸びたアドマイヤキッス(牝4・安藤勝)。勝ちに行った分、外目を回る事になったのが最後の差でしょうか。57キロを背負ってのレースですから、力は十分に見せてくれましたね。4着のピースオブラヴ(牝5・加藤敬)は正攻法の競馬で、いいレースでしたね。確実に力をつけているようです。5着のマイネカンナ(牝3・国枝)はメンバー中、最速の上がり33秒5でしたが、さすがに位置取りが後ろすぎましたね。距離的にも短い方が良さそうですし、今後が楽しみですね。私の本命のディアチャンス(牝6・清水出)は8着。いい頃の出来には無いのでしょうか。スタート後、横山典騎手が手綱をしごいくものの、あまり前には行けませんでしたし、4コーナーでの反応もあまり良くは見えませんでした。今後の巻き返しに期待ですね。
続いて、中山12R冬至S(3歳上1600万・芝1600m・ハンデ)は、中団前目追走から直線力強く抜け出したリザーブカード(牡4・栗田)が1着。タイムは1.33.9(良)。2着には、2番手追走から、粘り込んだショウワモダン(牡3・杉浦)。3着には、私の本命ゲイルスパーキー(牡3・古賀慎)が入りました。
1着のリザーブカードは強い内容でしたね。完璧なレースでした。2着のショウワモダンは外枠の分、前半に脚を使わされたのが痛かったですね。ただ、先行しての粘りにはすばらしい物がありますね。3着のゲイルスパーキーは、1400mを使った後だけに、やや行きたがっている感じでしたが、上手くなだめ、直線もしぶとく伸びました。距離も問題無さそうで、今後の活躍に期待ですね。1番人気のショウナンタキオン(牡4・上原)は4着。勝ったリザーブカードと同じ位置にいたものの、内枠の分、仕掛けが遅れてしまいましたね。その分の差だと思います。5着のザレマ(牝3・音無)は位置取りが後ろ過ぎましたかね。ただ、コンスタントに力を出せるようになっているので、近いうちにチャンスはあるでしょう。
今日の注目馬
阪神10R⑦クラクエンスキー(牡6・羽月)は1着。スローペースを中団追走から、残り600m辺りから内をスルスルと進出し、直線は岩田騎手の豪快なアクションに応えアタマ差交わしての1着でした。4コーナーで外を回らなかった、岩田騎手の好騎乗ですね。
阪神12R⑬ローレルアクシス(牡3・鶴留)は11着。思ったほど前には行けませんでしたね。内枠なら、また違っていたかも知れませんね。
中京9R⑤セキサンフジ(牡4・坂口則)は16着。先行馬4頭雁行の3頭目という辛い位置取りとなってしまいましたね。今回の結果だけではダート適正は計れませんので、スムーズは競馬での巻き返しに期待ですね。
それでは、また後ほど^^。
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