土曜日には、G1ジャパンカップダート
今週は土曜日(11月24日)にも、東京競馬場でG1の第8回ジャパンカップダート(3歳上G1・ダート2100m)が行われます。来年度から、阪神開催へ移るようなので、東京で開催されるのは最後となりそうですね。フルゲート16頭に、外国馬3頭を含む26頭が登録されています。現在、出走可能な馬は以下の通りです。
外国馬(招待)
キャンディデート(牡5・ブリテン)ムーア騎手・57キロ・イギリス
通算成績40戦8勝。ダートとオールウェザーでの成績は13戦6勝(重賞2勝)という事で、JCダートに出走してきたようです。
ジャックサリヴァン(せん6・バトラー)アハーン騎手・57キロ・イギリス
通算成績29戦6勝。ダートでの目立つ成績と言えば、05年ドバイワールドC4着ぐらいでしょうか。同年ブリーダーズカCクラシックは12着。今年は芝1400m~1600mにしか出走していません(条件戦の1勝のみ)。
スチューデントカウンシル(牡5・セリン)ミグリオーレ騎手・57キロ・アメリカ
通算成績22戦7勝。今年のパシフィッククラシックS(G1・オールウェザー)の勝ち馬。前走G2のホーソーンゴールドCも勝っており、今が旬と言った感じですね。パシフィッククラッシクとJCダートを同一年度に勝利すると1億円のボーナスがJRAから出るらしく(知りませんでしたが^^;)ブリーダーズCクラシックをパスして、ここに照準を絞って来たようです。
出走可能な順
ブルーコンコルド(牡7・服部)57キロ
休み明けの南部杯を快勝し、前走JBCクラシックでは、外を回りながらも4着は確保。2100mの距離は得意ではないものの、こなせない距離でもなさそうですね。交流G1は6勝も、中央G1勝ちが無く、ここは是が非でもタイトルを加えたいところですね。
ヴァーミリアン(牡5・石坂)57キロ
3月のドバイ以来の競馬となったJBCクラシックを圧勝。去年のJCダート4着以降、交流G1を2勝。距離、コース共に問題はなく、このレースの中心となりそうですね。
シャドウゲイト(牡5・加藤征)57キロ
香港Cに出走の為、阪神競馬場で検疫中。回避の予定。
シーキングザダイヤ(牡6・森)57キロ
21日(水)に行われる、交流重賞の浦和記念G2に武豊騎乗で、出走が決まっています。おそらく回避と思われます。
メイショウトウコン(牡5・安田伊)57キロ
今年に入って、平安S、東海S、エルムSと重賞3勝を挙げています。特に前走エルムSは、かなり強い勝ち方でしたね。その後、ここに向けてジックリと調整されてきました。距離は大丈夫ですが、東京コースに向くかどうかですね。
ワイルドワンダー(牡5・久保田)57キロ
今年アンタレスS、プロキオンSと重賞2勝しており、休み明けの南部杯、武蔵野Sと連続2着が続いています。ベストの距離は1400mのように思えます。いかに折り合うかがカギとなりそうですね。
サンライズバッカス(牡5・音無)57キロ
今年のフェブラリーSの覇者。南部杯はスローぺースに泣かされ、前走は直線向くところで外に弾かれる不利。それでも最後まで良く伸びていますし、状態は良さそうですね。距離は、ベストは1600mと思われますが、こなせない距離では無いと思います。
フリオーソ(牡3・川島)55キロ
今年のジャパンダートダービーの覇者。前走JBCクラシックは2着と中央馬相手に一歩も引けを取りません。前走はやや行きたがっていましたから、叩いた上積みと、折り合い次第で逆転のチャンスはありそうですね。
ボンネビルレコード(牡5・堀井)57キロ
今年の帝王賞の覇者。前走天皇賞・秋は度外視。収得賞金が少なく、使いたいレースに使えずに苦労していますね。勝ちきるまでは難しいでしょうか。
ピンクカメオ(牝3・国枝)53キロ
マイルCSに出走した為、回避と思われます。
エリモハリアー(せん7・田所)57キロ
おそらくJCの方に出走すると思われます。
フサイチホウオー(牡3・松田国)55キロ
皐月賞3着以降、スランプに陥っていますね。今回は、目先を変えてダートに出走して来ました。鞍上もペリエ騎手と言うことで、何か新しい面がでるといいですね。
ドラゴンファイヤー(牡3・久保田)55キロ
現在4連勝中で、去年のアロンダイトに似ていますね。前走、前々走に見せた末脚は驚異的で、このメンバーでも十分通用しそうですね。距離、コース共に問題無さそうで、5連勝でG1制覇となるでしょうか。
除外対象馬(回避が出た場合の繰り上がり順)
ワンダースピード(牡5・羽月)57キロ
長距離ダートは得意で、前走アルデバランSでは一皮剥けたような走りを見せました。メンバーは強くなりますが楽しみはありそうですね。
エイシンロンバート(牡5・小崎)57キロ
先手を取った武蔵野Sで1着。距離よりも、展開がカギでしょう。
ロングプライド(牡3・小野)55キロ
トパーズSを快勝しての連闘となります。そのトパーズSでは、やっとこの馬らしい走りを見せましたね。このメンバーでも十分通用する力はあると思います。
フィールドルージュ(牡5・西園)57キロ
去年と同じローテーションでの挑戦となります。前走武蔵野Sは後方からの競馬で届かず4着でしたが、叩いた上積みが見込める今回は去年の3着以上を狙います。
カフェオリンポス(牡6・松山)、ウインカーディナル(牡5・中竹)、ラッキーブレイク(牡6・音無)、サヨウナラ(牝6・谷)、フレンドシップ(牡4・角居)、ハイアーゲーム(牡6・大久保洋)の順となっています。おそらくフィールドルージュまで、出走出来るのではないかと思います。
アメリカのダートのトップホーススチューデントカウンシルの参戦が楽しみですが、地方馬のフリオーソにもチャンスは十分ですね。迎え撃中央勢も層は厚く、白熱したレースが期待できそうですね。
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